食品メーカーと一般消費者が出合うBtoCの展示会「第6回ふれあいクッキング☆スタジアム」が27~29日、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催される。協賛出展企業のイチオシ商品を使った「ふれあいクッキング料理教室」で「つくる楽しさ・おいしさ・健康づくり」を発信し、家庭用食品の需要拡大を図る。出展社はエスビー食品、キユーピー、J-オイルミルズ、東洋水産、パナソニック、ボーソー油脂、塩水港精糖、正田醤油、ブルドックソース、理研ビタミン。国分グループ本社と三井食品が協力する。日本ホビーショー、ホビークッキングフェア、漬物グランプリなど同時開催展を合わせ約20万人の来場者を見込む。

来場者アンケートやテスト飲料提供も

「第6回ふれあいクッキング☆スタジアム」は日本食糧新聞社・ふれあいクッキング局が主催する。東4ホールホビークッキングフェア内特設会場に、体験型料理教室と出展社ブースなど形成。消費者目線での商品開発に注力する食品メーカーが試飲・試食、サンプリングや直接販売などを通して来場者と交流する。

「ふれあいクッキング料理教室」では各日7回、3日間で計21講座を行う。1講座500円(参加は小学生以上)でお土産付き。人気講師(小池桂子・二本木ゆうこ氏)が電子レンジやオーブンを活用し、子どもから大人まで幅広い層に人気のメニューやアイデアメニューを実演を交えて、おいしく作るポイントを紹介する。

各出展社ブースでは、春夏新商品やイチオシ商品、基幹商品を精力的にPRする。独自製法や原料へのこだわり、おいしさを実現する開発秘話などを通じて企業の理念やCSRの発信に注力する。

初出展の食べ方情報サイト「たべぷろ」も、注目コーナーの一つ。来場者アンケートやテスト飲料の提供を通じて消費者のニーズやトレンドを集約し、食品業界に還元提供する。

情報感度の高いアクティブ層が来場する本展はヒット食品を生み出す場であり、流通・小売業界関係者にとっても貴重な情報収集の機会となっている。

世界最大級ハンドメードホビーの祭典

世界最大級のハンドメードホビーの祭典「第41回日本ホビーショー」と消費者参加型のマーケティングフェア「第10回ホビークッキングフェア」も27~29日、東京ビッグサイトで開催される。

「日本ホビーショー」を主催する日本ホビー協会は、50周年に向けた新たな幕開けとして「Discover Handmade~上質」を今年のテーマに決定。ハンドメードによる上質な感動、出会いなど新たな魅力を発信する。

今回、出展社は手づくり製品の展示や販売など600社(者)を超え、メーカー、小売、クリエイター、講師が集結し会場を盛り上げる。注目企画は「日本ホビーショー×世界コスプレサミット」「日本ハンドメイドオブザイヤー」、よしもと芸人によるDIYの実演をはじめ多数。会場では手づくり体験ができるワークショップを各日100講座以上開催する。

「ホビークッキングフェア」は数少ない生産・流通・消費の連携(BtoBtoC)の展示会として、これまで日本の豊かな食マーケット形成に貢献してきた。今年記念の10周年を迎え、豊かな明日に「つながる手づくり」をテーマに決めた。インバウンド需要への取り組みも新たなテーマに加えた。さらに、10周年特別コラボ企画として出展社の商品をテーマとした料理教室やホビークッキング倶楽部会員を活用した調査企画も行う。

流通問題研究協会と日本ホビー協会が共催する「ホビークッキングフェア」に、日本食糧新聞社「ふれあいクッキング☆スタジアム」が特別出展する。

昨年は「minneのハンドメイドマーケット2016」「漬物グランプリ2016」などとの同時開催で、30代から60代の女性消費者を中心に20万人以上が来場した。今年も東4・5・6・7ホールで展開する各展の相乗効果が「日本の新しいライフスタイルを生み出す」と期待されている。

◇日本食糧新聞の2017年4月26日号の記事を転載しました。

 

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