オタフクソースは15日、大阪市中央区の「大阪ガスクッキングスクール淀屋橋」で「パパと子どものクッキングスクール」を初開催した。
当日は118件の応募の中から抽選で選ばれた10組の親子(父親と小学生の子ども)が参加。特別ゲスト講師に料理研究家のコウケンテツ氏を迎えて、同氏おすすめのハンバーガーを調理・実食した。

開催に際して佐々木直義社長が「父子の料理教室は初開催だが、女性の社会進出に伴い、共働きが多く、男性が家事育児に参加する時代となっている。男性が積極的に参加する動きを支援していきたい。子どもと一緒に料理をすることはコミュニケーションを深めることになる。コウケンテツ氏に料理を教えていただく、貴重な機会であり、父子で楽しく学んでほしい」とあいさつした。

調理実習では、父親も子どもたちも慣れない作業に戸惑いながらも協力して楽しみながら調理を行っていた。

同社は日ごろから広島や東京の自社施設でお好み焼きなどの料理教室を実施しているが、父子を対象とした教室は初めてで、普段料理経験の機会が少ない父親世代に、家事育児参加のきっかけを創出したいという考えで今回のイベントを企画。女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定企業(厚生労働省認定)である同社は、誰もが生き生きと活躍する社会の実現には、男女問わず家事育児をともに楽しむ意識と環境が重要と捉え、食を通じてその環境づくりに貢献していきたいとしている。

なお、同日は東京・広島、16日は福岡でも同イベントを実施。5月6日は広島で再度開催を予定している。

◇日本食糧新聞の2017年4月21日号の記事を転載しました。