ネスレ日本は2日、「キットカット」の日本発売45周年を記念し世界中の「キットカット」ファンの夢をかなえる企画として、食べてみたい味ナンバーワンに選ばれたフレーバーの「キットカット」を実際に開発・発売する「世界総選挙」をWebサイトで開始した。1位になったアイデアは、国内含む世界へ向けて11月に発売する予定。

「キットカット」は、英国発祥で、世界100以上の国・地域で販売されているが、1973年に販売を開始した日本市場では、日本の消費者の嗜好に合わせ、独自のイノベーションを展開し、日本を代表するチョコレートブランドの地位を確固たるものにしている。

「キット、願いかなう。」を合言葉に、受験生など頑張る人々を応援する活動は、現在では、受験以外でもさまざまなシーンで、大切な人に応援や感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションツールとして定着。

また、〈抹茶〉や〈日本酒味〉など累計350種類を超えるフレーバーを展開。さらに、人気パティシエの高木康政氏とコラボレーションした専門店「キットカット ショコラトリー」をはじめ、プレミアムラインを通じて、驚きやぜいたく感を提供している。

こうして、海外市場と異なる進化を遂げた日本生まれの「メイドインジャパンキットカット」は、現在では世界にファンの輪を広げていることから、日本発売45周年を記念し、国内・世界の「メイドインジャパンキットカット」ファンによる投票を通して、食べてみたい味ナンバーワンを選ぶ「世界総選挙」を実施する。

選ばれたアイデアは、日本国内に加えて、海外への配送が可能な新商品として11月に発売する。今回の企画担当者は、「世界中のキットカットファンのための総選挙企画を実現でき大変うれしく思う。今まで私たちが思いつきもしなかった新しいアイデアをファンの皆さまからご提案いただくと同時に楽しんで参加していただきたい」とコメントしている。

投票は2段階で行い、第1ステップでは、フリーワードで新フレーバーアイデアを入力し投票。第2ステップでは、第1ステップから絞った20アイデア(予定)から1アイデアを決戦投票する。フリー投票は4月2日から8日まで。決戦投票は、20日から27日まで。

投票は公式サイトから。

◇日本食糧新聞の2018年4月6日号の記事を転載しました。