カルビーは23日、新コンセプトのヒット商品を開発する「Calbee Future Labo(カルビー フューチャー ラボ)」の第1弾商品として「ふるシャカ のりしお味」(写真)をマツダスタジアムとカープロード周辺の店舗で販売を開始した。なお、同品の売上げ1個につき1円を公益財団法人ひろしまこども夢財団へ寄付し、子どもたちが夢を持ち、子育てに喜びが持てる社会の構築に役立てる。

同社は16年10月、創業の地、広島に「社外との協働」をキーワードとする、新たなコンセプトのヒット商品を開発する「カルビーフューチャー ラボ」を開設した。第1弾商品は、同活動に参加した広島県内の大学生や企業、主婦など有志のサポーターとディスカッションや試作テストなど協働により生まれた。

「ふるシャカ」は、「地域応援スナック」をコンセプトとし、第1弾商品「ふるシャカ のりしお味」は、カルビー創業の地である広島からスタート。パッケージデザインには広島の象徴ともいえる広島東洋カープのキャラクターの「カープ坊や」を採用した。

多くの広島県民が共感でき、元気になり応援したくなる商品を目指す。また、同品は、のりしお味の粉末調味料を別添しており、中に入っているジャガイモのスナックに味をつけるために粉末調味料を入れて振ると、シャカシャカ鳴る応援グッズにもなる。

パッケージは、思わず写真に撮りたくなるデザインを目指し、広島県民が愛する広島東洋カープのカープ坊やを採用。

また、パッケージのヘルメットを開けると全10種の背番号シールが封入されており、ヘルメットに貼って楽しむことができる。さらに、「ふるシャカ」のWebサイトでは、コンテンツを公開している。オープン価格(想定価格430円税込み)。

◇日本食糧新聞の2018年3月26日号の記事を転載しました。