東洋水産は、「MARUCHAN QTTA」発売1周年を迎えるに当たり、さまざまな施策を展開し、さらなるブランド育成・売上げ拡大を図っていく。
「MARUCHAN QTTA」は、昨年3月発売以来、若者に寄り添うタテ型カップ麺の新ブランドとして、この1年間ブランド認知・好感度を上げる施策を重点に取り組み、累計出荷数量は約343万ケース(小売金額ベースで約74億円)の見込みとなっている。

今後の商品施策としては、3月26日からスパイス感とコクのある新フレーバー「CURRY ラーメン」をラインアップに加えると同時に、既存3品の麺重量を60gから66gに増量、それぞれのスープの満足感をアップさせ、よりくった感のある商品内容にリニューアル発売。

イベントに出席した沖斉常務(中央)と1日店長を務めたお笑い芸人コンビ、メイプル超合

また全ての若手を応援する「QTTAエールプロジェクト」の一環として3月15日~4月1日の期間、新たなコミュニーケーション施策として体験型プロモーション、ポップアップショップ「#MARUCHAN QTTA shibuya」を、東京・渋谷にオープンした。

同店ではSHO-YU、SEAFOOD、TONKOTSUの3種類のフレーバーの麺とスープのセットのいずれかに、全12種類の具材の中から4種類を選択し、トッピングしたオリジナルMARUCHAN QTTA(1食税込み150円)を提供する。

同店のオープニングに当たって15日開いたイベント・記者発表会で沖斉常務取締役は、カップ麺市場の現状や「MARUCHAN QTTA」のブランド戦略およびコミュニケーション施策などを説明し、「発売1周年に当たりさらに若い世代に寄り添う施策を展開する。その発信基地として若者の街渋谷に#MARUCHAN QTTAをオープンし、さらなるブランド育成を図る」と語った。

◇日本食糧新聞の2018年3月26日号の記事を転載しました。