おやつカンパニーは、全国で約220店舗のアミューズメント施設を運営するナムコと協力し、ナムコ限定ゲームセンター景品「ベビースターラーメン(伊勢海老をベビースター史上最高に練り込みました味)」を企画開発し、ナムコ直営アミューズメント施設で2日から展開を開始した。

両社は、16年9月に地元・三重県のブランド食材の松阪牛を使用した「ベビースターラーメン(松阪牛をベビースター史上最高に練り込みました味)」をゲームセンター限定景品として企画開発し好評を得た。

1日、東京都中央区の三重テラスで開催した試食体験会で、樋口智子東京事務所長は、三重県津市の前葉泰幸市長の「今回の商品は、子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでいただけると思います。三重県の名産品でもある伊勢エビのおいしさとアミューズメントのコラボを楽しんでいただきたい」とのメッセージを代読した。

「ベビースターラーメン(伊勢海老をベビースター史上最高に練り込みました味)」が獲得できるゲーム機

おやつカンパニー営業本部の田川信哉課長代理は、「アミューズメントとお菓子に共通する楽しさをナムコさまと共有したことで開発することができた」と述べ、同開発・マーケティング本部の嶋崎康真氏は、開発の苦心点を「伊勢エビエキスを練り込みすぎて生地にならなかった」とし、完成した商品について「三重県産産地証明を取得し本物の伊勢エビを使用した」と説明。

ナムコのAM営業本部・池田明宏氏は、「たっぷり、たのしい“おやつ”と“夢”の創造」を理念とするおやつカンパニーと「遊びを通じてお客様を幸せにします」を理念とするナムコの「遊びゴコロ」が化学反応を起こし、異彩を放つゲームセンター向け景品として誕生したと説明。同菊池一穂氏は「試行錯誤し、ようやく誕生した。伊勢エビの味わいを再現できた自信作」と述べた。

「本物の味」を極限まで追求した企画第2弾の同品は、全国約220店舗のナムコ直営アミューズメント施設のゲームで獲得できる。

◇日本食糧新聞の2018年3月7日号の記事を転載しました。