明治の市乳部門は、この春新ブランド「明治THE GREEK YOGURT」を立ち上げる。栄養とおいしさが凝縮された濃縮ヨーグルトで「濃密なのに脂肪0」を訴求。「プレーン」「砂糖0」「5つの果実」の3フレーバーを展開する。さらに「明治プロビオヨーグルト LG21」のラインアップを拡充。個食タイプに「まろやかプレーン」を、ドリンクタイプに「りんご&蜂蜜」を投入し、今期やや伸び悩む同ブランドの強化を図る。

「明治THE GREEK YOGURT」は、同社守谷工場のプロビオヨーグルトのラインで製造。4月10日に全国発売される。余計な脂肪を摂取しないですむ脂肪0タイプで、30~40代の女性がメーンターゲットだ。

「プレーン」(100g、140円)は、乳由来の素材だけで仕上げた甘くないタイプ。「砂糖0」(同)は砂糖不使用で、食べ飽きないやさしい甘さが特徴。「5つの果実」(同)はマンゴーなど5種類の果実を用いた上乗せソースで食べるタイプで、1食分のビタミンCが摂取できる。

明治プロビオヨーグルト LG21 ドリンクタイプ りんご&蜂蜜

「明治プロビオヨーグルトLG21 まろやかプレーン」は6日から全国発売(112g、129円)。胃で生き残る力が強いLG21乳酸菌使用の個食タイプで、砂糖・甘味料不使用。乳糖を分解することで乳由来の甘みを引き出し、まろやかで食べやすいプレーン風味が実現した。

同「ドリンクタイプ リンゴ&蜂蜜」(112ml、129円)は27日から全国販売。リンゴ・レモン果汁、はちみつ入りで、甘みと酸味がほどよいやさしい味わいだ。

そのほか「明治ブルガリアヨーグルト」シリーズに8品の新商品を展開。加えて「キャップ付き遮光パッケージ」採用の「明治おいしい牛乳」が27日、いよいよ東北・北海道地区で新発売される。

◇日本食糧新聞の2018年3月7日号の記事を転載しました。