日本政府は2月26日、インドネシア・ジャカルタでJKT48メンバー、メロディ・ヌランダニ・ラクサニを「日・ASEAN食料・農業友好親善大使」に任命。メロディには、大学で農業を専攻した経験もあり、食料・農業分野に焦点を当てた日・ASEAN協力事業などで情報発信を担う。

日本政府はASEANに対し、食料・農業分野において日本人専門家の協力の下に、例えば、食料安全保障、フードバリューチェーン構築、JAICを通じた技術協力や農業政策対話の実施など多岐にわたる協力事業を展開。特に今日では、若手の人材育成支援に力を入れる。

JKTメンバーとして、日本とインドネシアの友好関係強化に貢献してきたメロディは、インドネシア国立パジャジャラン大学農業専攻、岡山県フルーツ大使就任など、食料・農業分野での活動もあり、ツイッターフォロワー数220万人以上と人気も高い。メロディの活躍で、日・ASEAN友好関係がより深まることが期待される。

◇日本食糧新聞の2018年3月7日号の記事を転載しました。