“たべ鉄女子”の監修をしている鈴木里加子です。駅弁といえば、その土地でしか食べられない限定駅弁を好む方も多いのではないでしょうか。その土地ならではの食に舌鼓を打ちながら旅をするなんて、とっても贅沢な時間ですよね!
今回紹介する「上野弁当」は、上野駅でしか販売されていないまさに地域限定弁当!しかも、旅にまつわるあるテーマが隠されているんです。上野弁当の魅力を、製造元のしまだフーズ代表、島田社長にお話を伺ってきました。

上野のトレードマークがイラストに!掛紙は思わずとっておきたくなるデザイン

上野といえばかわいらしいパンダ、そして、大河ドラマでも注目されている西郷隆盛像。後ろにはシンボルのスカイツリーが、親しみやすいイラストで描かれています

「上野弁当」は現在、上野でのみ販売されている限定弁当。掛け紙には上野のトレードマークであるパンダと、西郷隆盛像のイラストが掲載されています。

近年では、西郷隆盛を主役とした『西郷どん』が放映されていることや、動物園でパンダのシャンシャンが生まれたことなど、何かと注目の的となっている上野。そんな上野に来たらぜひ、食べてもらいたいのがこちらの駅弁なんです!

名前の通り、上野をイメージした掛け紙や献立が魅力となっているのですが、それだけではありません。じつはこの駅弁、もう一つのテーマがあるんです。

お弁当の魅力をたっぷり語ってくれた島田社長。気さくで優しく、自社のお弁当への愛情が伝わってきます。新商品の打ち合わせもおこないました

テーマは「茨城発」!水戸から上野への旅に思いを馳せて

「上野弁当」で注目しておきたいのが、その献立。ラインナップを見てみると、上野という地名のほかに「茨城産コシヒカリ」や「常陸牛」などといった茨城の地名が目立ちます。

じつはこの駅弁、茨城(水戸)から上野への旅をイメージして作られているんです!茨城県はこちらの製造元・しまだフーズさんが、駅弁作りや販売を拠点としているところ。

しまだフーズさんの拠点である茨城と、上野を結ぶ献立のラインナップに心が躍ります

上記の他にも、「大洗吉田屋の梅」や、「つくば鶏幽庵焼き」など、茨城の名産が多く並んでいます。上野にいながらにして、茨城の名産をいただける、上野・茨城のコラボレーション弁当となっているんです。

ツヤのある美しい上野の海苔と、ふっくら炊き上がった茨城県産コシヒカリのコラボレーションは、一度は食べてみるべき味わい

蓋をあけると飛び込んでくるのは、黒々と美しく輝く上野の海苔。そしてそれを中心として、包み込むように茨城のおいしい食材たちが並びます。

少しずついろいろなおかずが食べられるのも女子にはうれしいところ。ゴボウやレンコンなどの根菜もたっぷりで、栄養バランスもばっちりです!

「上野弁当」を製造している、しまだフーズって?

「上野弁当」を製造しているのは、茨城を中心にお弁当・仕出しの事業をおこなっているしまだフーズさん。地元・茨城の食材や旬の食材を中心にした駅弁を多数作っており、テレビなどのメディアでも多く紹介される人気店です。今回ご紹介した駅弁以外にも、おいしいお弁当を多数取りそろえています。

お話を聞かせていただいた島田社長はとても穏やかな方ですが、新しい事に挑戦することがとても得意!じつは現在も、また新たな駅弁プロジェクトを動かし始めているんです。それは何かというと……

なんと、フジテレビ系列の人気アニメーション「チャギントン」とのコラボ駅弁を作ることが決定!私が監修役を務めさせていただき、しまだフーズさんと新たな駅弁を絶賛開発中なんです。

たべぷろでは、開発風景や苦労した点などのこぼれ話を、読者の皆様だけに公開しちゃいます。人気アニメーションと人気駅弁店のコラボ弁当は必見です。

詳細は、近日解禁!お楽しみに!

オシャレ(カワイイ) ★★★☆☆
コスパ        ★★★☆☆
ヘルシー       ★★★★☆
食べやすさ      ★★★☆☆

※星は5点満点

<販売情報>
「上野弁当」
価格:1050円(税込)
主な販売駅:上野駅
製造:しまだフーズ有限会社(029-222-1818)