福岡在住、ひるめし研究家のノザワエミです。今月からたべぷろに仲間入りしました。よろしくお願いいたします。

家族の健康や家計の節約を考えてお弁当生活を始める方も少なくないと思います。我が家は昨年の4月に長女が中学生になったことで、お弁当生活が始まりました。下の子の高校卒業までと考えると9年間続くお弁当づくりですが、ちょっとしたコツやレシピで、作り手の私自身もお弁当生活を楽しめています。楽しくお弁当生活を続けられている、小さなコツをご紹介します。

その1:お気に入りのお弁当箱、お弁当包みなどでコーディネートを楽しむ

単にお弁当箱といっても、今はたくさんの種類があります。プラスチック、アルミ、ステンレス、曲げわっぱ、ホーローなど材質だけとってみても本当に様々。これに形や色、大きさが加わったらもう想像できないほどの数のお弁当箱が世の中には存在するといってよいでしょう。

その日の気分やメニューに合わせられるように、タイプの異なるお気に入りのお弁当箱が3つくらいあると、選ぶ楽しみができておすすめです。

私は炊きたてのご飯を詰めることが多いので、お弁当箱の中の水分を調整してくれる曲げわっぱのお弁当箱を形違いで揃えています。夏は傷みにくく、冬はごはんが固くなりにくいのでとても機能的なところが気に入っています。

たくさんの種類があって選ぶのもたのしい「おいしい風呂敷」シリーズ

お気に入りのお弁当箱を包む風呂敷は、子ども用であれば好きなキャラクターの布地を使って手作りしてあげたら、ランチタイムが楽しみになるはず。大人用には大判のリネンのハンカチやお弁当を包むように作られた手ぬぐい素材の風呂敷などが色や柄も豊富でおすすめです。

値段も手頃なので、季節や旬を感じられるようなデザインを選んでコレクションしてみてもよいでしょう。お弁当箱やお弁当の中身とのコーディネートも楽しめますね。

その2:お弁当の写真を撮って記録を残そう

せっかく作ったお弁当は写真に撮って記録用に保存することをおすすめします。自身のSNSにアップするのもよいですし、今はお弁当を写真とコメントで記録していくシンプルなアプリもたくさんあります。

撮り直しナシ!がマイルール。ひとこと添えてSNSにアップ

カレンダー形式に表示されるアプリを使えば、1か月分のお弁当がずらりと並んだ時に、思わずニンマリしてしまうはず。「また来月も頑張ろう!」と気合も入りますね(笑)

誰かに見せるためとなるとお弁当作りも撮影もハードルが上がってしまいますので、あくまでも自分の記録用と割り切ること。撮影や更新にあまり時間をかけないことも大切です。

その3:お弁当をお休みする日があってもOK!

朝の貴重な時間帯で作るお弁当。一から全部作っていたら大変。

前の日の夕ご飯を上手に再利用して料理の負担を減らしましょう。揚げ物や蒸し物など調理に時間がかかったり工程が多いメニューは、夕ご飯の支度の時に少し多めに作っておいて、冷凍保存がおすすめです。また、メインおかずになる市販の冷凍食品を常備しておくといざという時に慌てずにすみます。

お気に入りのお店で大好きなものを食べる日があってもいい!

どうしても起きられない朝や、気分が乗らない日は誰にでもあること。そんな日はお弁当ネタの収集日と気持ちを切り替えて、お気に入りのお店でのランチやデパ地下、コンビニのお弁当などを楽しみましょう。自分では作らないおかずや色合わせなどに出会えて楽しいです。

気合を入れて頑張る日もあれば、思い切り手抜きの日もあってOK!もちろんお弁当をお休みする日もあって当然。これくらいのゆるさがないと長続きしません(笑)

毎日のお弁当作りは、いかに作り手が楽しめるか!これに尽きると思っています。