酒類の輸入販売を手掛けるグローバルプロダクトジャパンは2月13日、コップ容器入りのテキーラを売り出す。ソリス・ウンベルトCEOは1月25日、東京のメキシコ大使館で発表会を開き、「テキーラ業界で初めての試み」と強調。テキーラの輸入量が増加する中で、飲用シーンの拡大につながりそうだ。

メキシコのテキーラメーカー、テキーラトレッセ社が開発した。蓋付きで容量は50ml。手のひらサイズで持ち運びしやすく、屋外などでの需要を見込む。

中身は同社が製造する「テキーラ13」を使用。味わいは「スアベ」「マンダリン」など計7種を揃えた。価格は税抜き554円で、グローバルプロダクトジャパンの店舗などで販売する。

メキシコ大使館商務部のアーロン・ベラ参事官によると、テキーラの対日輸出量は17年、200万Lを突破し、世界第9位から5位に上昇するなど、日本でのテキーラ人気が高まっている。

◇日本食糧新聞の2018年1月31日号の記事を転載しました。