ALOHA!ハワイ在住の美紀ピアです。日本に住んでいたころは、枝豆というのは夏の食べ物で、時期が来るとまだ少し泥がついた枝豆を買い、自分で茹でて熱々の枝豆に塩をまぶしていただく・・・というシンプルな食べ方でした。しかしハワイに来てから「枝豆にこんな食べ方があるのか」と新たに知った食べ方がありました。
今回は、ハワイの人が好きなビールと楽しむ枝豆の食べ方をご紹介します。

ハワイの枝豆は基本的に一年中冷凍

ハワイには大型スーパーがいくつかありまして、日本でも大人気のコストコや、ウォルマート系列のサムズクラブという店もあります。

そこでは、農薬などを使わないで育てられたオーガニックな枝豆が手に入りますが、全て冷凍なのです。最近は、すでにふさから出した状態の“豆だけ”のタイプも多く、解凍してすぐ食べられるように下茹でされているものがほとんどです。

ハワイで枝豆が人気の理由は?

ハワイの人たちは、日常的にエクササイズしている人も多いです。なので、枝豆は手軽にたんぱく質が摂取でき、腹持ちも良いということで、こちらの人もたくさん枝豆を食べています。

枝豆は子どものお弁当にも大活躍します。ハワイは一年中暑いものですから、お弁当も一年中腐敗が気になるもの。そこで冷凍の枝豆を保冷剤代わりにお弁当に入れていくという親御さんもいらっしゃって、ハワイの家庭のお弁当における枝豆率は非常に高いです。

食べる頃にはほどよく解凍されていて、保冷剤代わりにもなってくれるという意味で枝豆はハワイの優秀食材といえます。

ガーリック枝豆の作り方のポイントをご紹介

ハワイの人は、枝豆を塩茹でではなく、さらに味をつけて食べます。ニンニクをたっぷり入れたソースを作り、枝豆とあえるだけ。いたって、シンプルなのですが、ここで作り方のポイントをご紹介しますね。

私がおすすめなのは、冷凍枝豆であったとしても、いったん軽く湯がいて熱々のところに味をつけていくことです。その理由は、枝豆の中まで味が浸透していくからです。

生のニンニクがお好きな方は、ニンニクの芯を取り除いて、すりおろした方が食べやすいと思います。

ハワイのお店に売られている枝豆のほとんどは、ニンニクをみじん切りにしたものを使用しています。お好みでご自宅にあるニンニクを使われれば良いと思います。

<基本的な味付け>
・ニンニク
・ごま油
・醤油
・甘み(例えば、はちみつ、メープルシロップ、砂糖・・・何でも良いです)

辛いのが好きな方は、さらに唐辛子を入れてください。唐辛子はそのまま入れてもいいですし、もっと辛いのが好きな方はキッチンバサミで細かく切ると楽ですよ。ただし、唐辛子の種の部分により辛味がありますので、ご注意ください。

子どもも大人も楽しめるおつまみに

今回はハワイでよく食べられている枝豆の食べ方をご紹介しました。ハワイのパーティーでは、必ずと言っていいほど前菜にこの枝豆が出てきます。ビールにも合いますし、このまま食べても子どもも大人も楽しめるおつまみになりますので、日本の方にも喜んでいただけると思います。

日本でも、塩茹でされていないタイプの冷凍枝豆が手に入りましたら、ぜひ作ってみてください!ちなみに、ソラマメでも美味しく出来ますよ!