福岡製粉倶楽部、コムギケーション倶楽部は16日、サットンホテル博多シティでラー麦消費促進のための普及活動を報道陣向けに発表した。活動の一環として「ラー麦ラーメン食べ歩きガイド」を発行。取材・編集を行ったのは同品の魅力を県内外に発信している「ラー麦女子部」。

同女子部は15年、会社員、主婦やモデルなどの福岡県に在住する一般女子、製粉会社女子社員によるラーメン好きなメンバーで結成された。これまで、産地や製粉工場、製麺工場を自分たちで見学するツアー、出来たてのラー麦ラーメンを提供するメディア訪問、昨年開催された「とんこつラーメン生誕祭」でのPR活動などさまざまな取組みを行ってきた。

その集大成として発行された同ガイド本には、活動紹介に加え、メンバーならではの視点で選んだラー麦ラーメン店舗24ヵ所が掲載されている。

なお、同ガイド本は非売品となっており、20日~2月28日まで実施するプレゼントキャンペーンの景品として配布。コムギケーション倶楽部ホームページから応募すると抽選で合計900人に当たる。また、掲載店舗ではガイドブック持参で特典を受けることができる。

福岡製粉倶楽部の重松辰裕専務理事は席上、「私どもは福岡のラーメンのために生まれたラー麦を広く知ってもらうための活動を行っている。物流や商流、情報の拡散については女性の力が大切ではということで立ち上げたのがラー麦女子部。その活動の時々でメディアに取り上げていただいたおかげで知名度も上がり、食品メーカーとのコラボもできるようになった」とあいさつした。

◇日本食糧新聞の2018年1月24日号の記事を転載しました。