うどん繁盛店のまかない「チャーシュー茶漬け」! お茶の代わりにうどんだし
讃岐うどんの定番、生醤油うどんから創作メニューまで用意し、多くのファンから愛されている「情熱うどん讃州」。同店を有名店へと押し上げる原動力になったのが、開店(2006年)以前のFC店時代から提供してきた「ざるチャーシュー」である。
チャーシュー入りのつけだしで食するという、ラーメンのつけ麺を連想させるスタイルだが、当時は、昨今のつけ麺ブームが起こる前。新感覚のうどんとして注目を集め、現在も、人気メニューとしての地位を保っている。
「チャーシュー茶漬け」は、そのチャーシューを活用したまかないメニュー。「まかないは、店の味を知り、確認する機会でもある。店の商品を、まかないとして食べてもらうことがほとんど」(久保達也店主)だが、うどん以外のものもと考案。登場するのは月1回ほどだが、好評という。
同店ではチャーシューを自家製造。圧力鍋に、素揚げした豚ばら肉とチャーシュー用に調味したタレを仕込み、20分ほど直焚きして仕上げる。まかないでは、スライスしたチャーシューをあぶって油を落とし、香ばしさをアップ。
お茶の代わりにうどんのだしをかけるが、意外にご飯にマッチする。チャーシューとだしの味を確認するとともに、組み合わせの面白さも実感できるまかないである。
チャーシュー茶漬け
【材料】
チャーシュー、ご飯、うどんだし、薬味(刻みネギ、白髪ネギ、三つ葉、いりごま、刻み海苔、ユズコショウ)
【作り方】
- チャーシューをスライスカットし、塩・コショウをして、フライパンで表面を軽くあぶる。
- 器にご飯を盛り(1)をのせ、薬味類をのせる。
- 温めたうどんだしをかける。
●店舗情報
「情熱うどん讃州 豊崎本店」
所在地=大阪府大阪市北区豊崎3-4-12
◇外食レストラン新聞の2018年1月1日号の記事を転載しました。
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