2018年ブームを予感、お茶を発酵させたKOMBUCHAを楽しむ
1970年代に日本で「紅茶キノコ」として流行した飲み物が、日本で流行の兆しを見せている。アメリカやヨーロッパで、美容や健康意識の高い人が日常的に愛飲している発酵飲料であり、日本の「昆布茶」とは別物だ。
日本では、発酵飲料のKOMBUCHA(コンブチャ)として、国内のKOMBUCHAを扱う飲食店も首都圏を中心に少しずつ増加傾向にある。
日本には、お酒や醤油、味噌、塩麹など、生活に密着している「発酵」を連想させる商品が現在もブームであるが、それに続く起爆剤になるのか注目したい。健康志向の高い外国人は知っているが、日本人でも多くは知らないKOMBUCHAの飲み方を紹介する。
KOMBUCHAの魅力は?
米国の市場は450~500億円と言われている。日本の国内でもヨガ、マラソン、その他スポーツで健康志向の高い人は、発酵飲料のKOMBUCHAを知っている。実際に海外で飲んだことがある人も多い。まだ日本国内のKOMBUCHA市場は小さいのが現状だが、2020年までに大きく国内でも拡がることが予想されている。
KOMBUCHAの原料は、お茶をベースにしているため、ジュースに比べカロリーが低いのが特徴だ。発酵させることで乳酸菌、酢酸菌、酵素、ポリフェノールなどの栄養素が含まれている。この栄養素を非加熱で飲料として身体の中に取り込めるため、菌がカラダの調子を整えてくれるのがKOMBUCHAの魅力だ。
お茶に砂糖を加え、酢酸菌と酵母由来から生まれたスコビーを入れると酸素と糖をエサに発酵をはじめる。出来上がったKOMBUCHAは、フルーティーな酸味と微炭酸の感じられるドリンクとして楽しむことができる。
KOMBUCHAトレンド、醸造所がオープン
埼玉県川口市領家にある大泉工場の敷地内にKOMBUCHA専門の醸造所と一般の人でも気軽に飲めるスペース「TUNE BREW KOMBUCA Brewery & Tap Room(チューン ブルー コンブチャ ブルワリー アンド タップルーム)が展開している。
●店舗情報
「TUNE BREW KOMBUCA Brewery & Tap Room」(株式会社 大泉工場敷地内)
所在地:埼玉県川口市領家5-4-1
座席:10席
営業:10時~17時(火~土曜日)※祝日が月曜の場合は火曜日休み/日・祝日休み
美容と健康をサポートする「飲み方」とは?
女性に人気のあるヘルシーな飲み物として、「コールドプレスジュース」が挙げられる。水分や糖分を加えず、また野菜や果物などジュース精製時に熱も加えないのが特徴だ。また、野菜や果物をゆっくり機械で圧力をかけ、搾汁するため栄養素が変質しにくい。
西麻布交差点にあるTUNE BREW KOMBUCHAの直営店「大泉工場NISHIAZABU」で、オリジナルのKOMBUCHAとコールドプレスジュースをミックスして味わうことができる。
同店舗では、腸内環境を整える「KOMBUCHA」と野菜・果物の栄養素が取り入れるコールドプレスジュースをミックスして飲む外国人をよく目にする。カラダの中から健康になるドリンクであることに間違いない。
●店舗情報
「大泉工場NISHIAZABU」
所在地:東京都港区西麻布2-13-13
座席:20席
営業:8時~22時(年中無休・夏季休業・冬季休業あり)
KOMBUCHAとは、昆布茶ではなく、1970代に流行した紅茶キノコのことで、モンゴルやロシアなどで伝統的に飲まれるようになった。お茶に砂糖と、酵母菌などを加えて培養。当店のKOMBUCHAは、京都の宇治市にある有機栽培にこだわり続けた永田茶園様を始めとした世界中の厳選された茶葉を使用。原料は、お茶をベースにしているため、ジュースに比べカロリーが低いのが特徴だ。発酵させることで乳酸菌、酵素、ポリフェノールなどの栄養素が含まれている。この栄養素を非加熱で飲料として身体の中に取り込めるため、菌がカラダの調子を整えてくれるのがKOMBUCHAの魅力。コールドプレスジュースとあわせて飲むのもおすすめ。
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