ブロッコリーは地中海沿岸の野生キャベツがイタリアで改良されたといわれています。カロテン、ビタミンC、クロム、カリウム、鉄、カルシウム、スルフォラファン、ルテインなどを含む栄養価の優等生。小さな粒は花のつぼみで、かたく閉じて密集しているほど良品です。

冬の紫色は甘みの証拠

包丁で花蕾と茎を切り、花蕾は根本に包丁を入れ小房に。アクはないので、ゆでた後は冷水に取らずにそのままザルに広げて。

冬場に紫色を帯びるのは、寒さから身を守るためアントシアニンがつくられたから。甘みが増している証拠です。

えびとブロッコリーと里いものサラダ

<材料・2人分>
・里いも…………………………2個
・レタス…………………………3枚
・ブロッコリー…………………1/4株
・ごぼう…………………………1/8本
・えび(大)……………………6尾
・オリーブ油……………………大さじ1
・「キユーピー テイスティドレッシング 黒酢たまねぎ」……適量

冬の紫はアントシアニンの色

<作り方>

  1. レタスは冷水にさらして水気をきり、食べやすい大きさにちぎる。
  2. 里いもはよく洗い、ぬれたまま乾いたクッキングペーパーで包んで耐熱容器にのせ、ラップをかけて、電子レンジ(500W)で約4分加熱する。手で皮をむき、厚さ1cmの輪切りにする。
  3. ブロッコリーは小さめの小房に分け、ぬらしたクッキングペーパーで包み、耐熱容器にのせてラップをかけ、電子レンジ(500W)で約2分加熱して水にとり、水気をきる。
  4. ごぼうは皮をこそげ取ってささがきにし、水にさらして水気をきる。えびは殻をむいて背ワタを取る。
  5. フライパンにオリーブ油をひいて熱し、(2)~(4)を炒めて取り出し、(1)をさっと炒める。
  6. 器に炒めた(1)を敷き、残りの(5)を盛りつけ、ドレッシングをかける。

レシピ=キユーピー

◇百菜元気新聞の2018年1月1日号の記事を転載しました。