はいさい!(沖縄の言葉で「こんにちは」) たべぷろ編集部員の中村サッシです。寒い冬といえば、シチューやグラタンなどクリーム系の料理が恋しくなりますよね。今回は南国沖縄の代表的な食材である「沖縄そば」を「簡単でおいしいカルボナーラ」にする食べ方を紹介します。

小麦粉で作る「沖縄そば」

「沖縄そば」は、沖縄の郷土料理を代表する麺類です。「そば」と言いつつも、実は「そば粉」はまったく入っておらず、小麦粉が原料なのが特徴。「そば」というより、「うどん」や「ラーメン」の麺に近いです。麺は太目なものが多く、ストレート麺だったりちぢれ麵だったりします。

沖縄では「そば」と言えば沖縄そばを指し、他には「すば」と呼ばれることも多いです。

沖縄県内ではどこでも手に入るもので、スーパーやコンビニで400~500g前後の袋入りで売られています。

パスタを茹でるより簡単!

では、「沖縄そば」を簡単に「カルボナーラ」にする秘密兵器を紹介しますね。

それは、ずばり「豆乳」です。

クリームとして豆乳を使うことで、ものすごく簡単に「カルボナーラ」を作れてしまいます。

豆乳は甘みのついている「調整」のものでなく、何も混ぜていない「無調整」のものを選んでください。どのスーパーでも1リットル入りの「無調整豆乳」が売っていると思います。

牛乳でも作れますが、豆乳のほうがおすすめ。麺やベーコンがオイルっぽいので、豆乳のサッパリ味がマッチしますよ。

用意するものとレシピ

では、今回の「沖縄そばで簡単にカルボナーラ」を作るために用意するものと、レシピを紹介していきます。

用意するものは以下になります。

<材料>
・沖縄そば
・豆乳 (無調整)
・ベーコン
・塩
・コショウ

なんとこれだけ。卵も生クリームもオリーブオイルも必要なしです。「沖縄そば」は茹でて油を絡めた状態で売っているので、けっこう初めからオイリーなんですよ。「沖縄そば」と「豆乳」は同じ量が目安。二人分なら、それぞれ200gくらいです。

<作り方>

  1. フライパンでベーコンを炒める
  2. ベーコンに火が通ったら、沖縄そば、豆乳の順に入れる
  3. 中火でかき混ぜつづけ、豆乳がクリーム状になってきたら火を止める
  4. お好みで塩・コショウの量を調整して完成

豆乳が泡立ってきたら、そこから一気にクリーム状になってきます。ベーコンの量に合わせて、塩は加減してください。豆乳は未開封なら室温でかなり長期間保存できるため、クリーム代わりにすごく便利なんですよ。

「沖縄そば」はお近くの沖縄ショップはもちろん、インターネットでも簡単に手に入ります。ぜひ気軽に「沖縄そばでカルボナーラ」に挑戦して、冬らしいクリーミィなおいしさを味わってみてください。