突然ですが、「ウイスキー」にどんな印象をもっていますか?私はバーテンダーとしてカウンターに立ったり、ウイスキーに関する本を執筆・監修したり、セミナーで講義をする中で、得に女性からよく聞くのが「強いから苦手」「年配のおじさまが飲んでいるイメージ」「ハイボールは飲むけど・・・」といった声です。でも実は、女性にとっては嬉しいポイントがたくさんあるお酒なのです。これを読み終わったら、あなたはきっとウイスキーが買いたく、飲みたくなるはず!

その1:意外に知らない?!ウイスキーは“ヘルシーなお酒”

まずは、ウイスキーが女性にやさしい3つのポイントをご紹介。

1.身体にやさしい~ウイスキーは糖質ゼロでヘルシー!
2.お財布にやさしい~賞味期限も無いしとっても経済的!
3.欲張り女性にやさしい~1本あれば楽しみ方は無限大!

早速1つ目から。ウイスキーは他のお酒に比べて健康やダイエットを気にしている人にもぴったりの“身体にやさしいお酒”なのです。なんといっても「糖質ゼロ」。ウイスキーは、蒸溜酒なので「蒸溜」という工程により糖質が除かれるため、全て「糖質ゼロ」なんです。

さらに、ビールに比べるとプリン体もとても少ないですし、カロリーもビールの約半分(ビール350ml=約140kcal、ハイボール350ml=約70kcal)。身体にやさしいお酒なんです。ダイエットしたい方は、まずはビールをハイボールにしてみるのはいかがでしょうか?ちょっとメタボ気味な旦那さんにもおすすめです。

蒸溜して造られるウイスキーは全て「糖質0」

その2:お財布にもやさしい!「ウイスキー」

2つ目は、これもまた嬉しい“お財布にやさしい”ウイスキーのお話です。
家で飲むビール1本とハイボール1杯の値段を比べてみましょう。ビールは1本(350ml・発泡酒を除く)は、約200円位ですね。それに対してウイスキーは1本(700ml)買うと、約23杯のハイボールを作ることができますので、ウイスキー1本1,000円とすると、1杯あたり43円。ソーダ代を加えても1杯約70円でまかなうことができるのです。

実はとってもお得ですよね。さらに、ビールは開けてしまったら飲み切るしかないですが、ウイスキーはボトルを開けても常温で保管ができて、なんと賞味期限もありません。ご存知でしたか?

アルコール度数、楽しみ方は自由自在。燻製おつまみがおすすめ

その3:アルコール度数、楽しみ方は自由自在。燻製おつまみがおすすめ。

3つ目のウイスキーの魅力は、飲み方のバリエーションの豊富さです。「アルコールが強いから…」と敬遠しがちのウイスキーですが、ストレートの場合はアルコール度数が40%ですが、美味しいハイボールと言われる割合(=ウイスキー1:ソーダ4)で作ればアルコール度数は8%で日本酒やワインよりも低いアルコール度数になります。もっと薄くしたい時にはもっとソーダを増やせばいいだけです。つまり「アルコール度数を自由自在に変えることができる」ということです。

さらに、その日の気分や人に合わせて色々な楽しみ方が可能です。ハイボールを作る場合でもソーダの代わりにジンジャーエールやコーラ、トニックウォーターで割ればひと味違ったハイボールを作ることができます。みんなで集まった時にも、割るためのソーダ類やジュースなどを色々準備しておけば、ウイスキー1本で、十分楽しめます!色々な味を楽しみたい女性にはぴったりだと思いませんか?

そして、ウイスキーのおつまみにおすすめなのは、最近大流行している「燻製料理」。ウイスキーは全て木の樽で熟成しているので、木のチップで燻したチーズやピーナッツ、レーズンなど、基本どんなウイスキーにも合うこと間違いなし。

今後は、色々な種類があるウイスキーの選び方や自宅で出来る燻製料理もお伝えしていきたいと思いますのでお楽しみに。