胃腸薬トップメーカーの第一三共ヘルスケアは、総合胃腸薬「第一三共胃腸薬」誕生60周年を記念して11~12月、期間限定でメガ盛りメニュー提供イベントを開催している。同胃腸薬のコアメッセージである「人生おいしく」をテーマに、商業施設の総合プロデュースを行う浜倉総研とコラボし、「有楽町産直飲食街」「新橋産直飲食街」とタイアップ。総重量1kgなどのオリジナルメニューを展開するとともに、胃腸薬の啓発を行う。

キャンペーンは、有楽町産直飲食街で14~27日まで、新橋産直飲食街で29日~12月12日までそれぞれ14日間、「人生おいしく横丁」として開催する。

溝川達也マーケティング部ブランドマネジャーは、核家族化や若い世代の嗜好(しこう)の変化などから、現在の胃腸薬市場がシュリンクしていると分析。その中でメガ盛りメニューとともに胃腸薬を提供することで、「食べて、飲んで楽しむことをサポートできる商品として、多くの人に再確認してもらいたい」と語った。

オリジナルメニューは「質・量ともに思い切り楽しめる」(安藤素浜倉総研トータルディレクター)設計で、両施設の目玉である産直食材を使用し、今年話題となった「勝負メシ」の要素も取り入れた。

「人生おいしくメガカツ盛り」(レギュラーサイズ税込み5999円)は、岩手県産「佐助豚」のロースカツを高さ21cmに積み上げた。総重量は1kgの超大盛りとなっている。

勝負メシを表現したメニューでは、9月に打ち立てられた男子100m走日本新記録9.98秒にちなんだ「新記録!9.98RUNバーグ」を販売。有楽町では佐助豚(同5999円)、新橋では大沼牛(同7999円)を998g提供する。

タマゴチャーハン、豚から揚げ、鶏から揚げ、豚キムチ炒めを4段積み重ねた「富士4段盛り」(同5999円)は、前人未到の連勝で将棋界を沸かせた若手棋士の勝負メシにちなんでいる。

また、期間中の24日は、米国発祥のクリスマス商戦の初日「ブラックフライデー」とプレミアムフライデーが重なることから、宮崎県産の霧島鶏を使用し、イカスミなどで黒く色づけした「プレミアムブラックフライ」(同8199円)を販売する。

◇日本食糧新聞の2017年11月20日号の記事を転載しました。