ネスレ日本は、スマートフォンなどで撮影した旅の思い出写真を、専用機(写真)を使ってその場で「キットカット」のパッケージ上にプリントし、世界で一つのオリジナル土産として、パッケージごと郵送できる新サービス「旅の思い出 キットカット」を、2日から18年4月中旬までの期間限定で、JR京都駅構内の「おみやげ街道」で展開する。

同サービスは、10年にサービスを開始した、写真やメッセージを入れた「オリジナル キットカット」を作れるサービスである「チョコラボ」をさらに進化させ、旅先で「オリジナル キットカット」を作り、離れて暮らす家族や友人などに共有できる新サービス。

スマートフォンなどで撮影した旅の思い出写真を、専用機械を使った簡単な操作で、その場で「キットカット」のパッケージ上にプリントし、世界で一つのオリジナル土産を作ることができる。また、切手を貼ってポストに投函すると、旅先からの絵はがきのように郵送することもできる。

受け取った大切な「旅の思い出 キットカット」は、簡易な写真立てスタンドも付属しており、受け取り側が飾ることもできる。作成は5分程度で簡単に完了するため、京都駅での待ち時間などに気軽に利用できる。売場には、その場で作った「旅の思い出 キットカット」をSNSに投稿するためのフォトスポットも準備した。

同サービスは、17年4月入社の新入社員が発案し、デジタル時代にアナログならではの温かみのあるサービスを、自社サービスを活用して提供したいとの思いを持ち社内外との交渉を含めて中心になって実行した。

京都での試験導入の結果を踏まえ今後、全国展開の可能性を検討する。販売価格は、税抜き400円。

◇日本食糧新聞の2017年11月10日号の記事を転載しました。