高崎市(群馬県)は、シティプロモーションとして、市内に点在する「古き旨きローカルグルメ」に特化したグルメサイト「絶(ぜつ)メシリスト」を「世界観光の日」(9月27日)にオープンした。地域に愛されてきたが、SNSなどで話題になりにくい昔ながらの飲食店の個人店にスポットを当て地域活性化を図っている。

「絶メシリスト」は、高崎市民に愛され、失うには惜しく、絶やしてはならないという絶品グルメ情報の中から、プログルメライターらで編成した「絶メシ調査隊」が厳選した「絶メシ」を紹介する高崎市オリジナルのローカルグルメサイトだ。

同サイトには「絶メシ」の紹介のほかに、門外不出レシピの紹介、掲載店の将来的な後継者・インターン生の募集などさまざまな独自のコンテンツがある。

グルメサイト開設にあたり、富岡賢治高崎市市長は、「市民に愛され続けている老舗のローカルグルメが多く存在している。しかし、後継者や若い働き手不足により、愛すべきローカルグルメが次々になくなっているのも事実だ。これらを絶やしてはいけないという思いから、新しさに着目するのではなく、伝統に着目し、今回のシティプロモーションを実現した。ぜひ、高崎市に足を運んで、絶メシを楽しんでいただきたい」とコメントを寄せている。

絶メシリストWebサイト

◇日本食糧新聞の2017年10月18日号の記事を転載しました。