幻のジャガイモ「今金男しゃく」を確保して作った最高級ポテトチップス
湖池屋は、今秋収穫された北海道今金町産の幻のジャガイモ「今金男しゃく」の新ジャガだけを100%使用した最高級ライン「KOIKEYA PRIDE POTATO 今金男しゃく 幻の芋とオホーツクの塩」=写真=を30日から150万袋の数量限定で全国発売する。
「今金男しゃく」は、北海道南西部の人口約5000人の今金町で栽培されている。今金町では約50年前から町内で生産するジャガイモの品種を「男爵いも」に統一し、農協と生産農家が一体となり、今金ブランドの確立に取り組んできた。日本全国で生産されるジャガイモの中で0.3%しか生産されないことから幻のジャガイモと呼ばれている。
でんぷん質を多く含み、ホクホクした食感が高く評価され、東京の市場では40年以上にわたり最高ランクの価格で取引されている。
貴重な「今金男しゃく」を、日本産ジャガイモ100%にこだわる湖池屋の姿勢と湖池屋オンラインショップにおけるこれまでの実績が評価され、北海道JA今金町の全面協力の下、17年はオンラインショップだけでなく、一般店舗でも一部出荷できる数量を確保することができた。
「KOIKEYA PRIDE POTATO 今金男しゃく 幻の芋とオホーツクの塩」は、糖分やでんぷんが多く、油で揚げると焦げやすいため、ポテトチップスには向かないとされている男爵いもを、同社が50年以上にわたり培ってきた技術とノウハウで商品化した。
最高級ラインにふさわしく、味付けにもこだわり、オホーツクの塩を使用した。73g、オープン価格。
なお、9月14日からオンラインショップで予約受け付けを開始した「ポテトチップスのり塩 今金男しゃく」などは、前年の予約数5000ケースを大幅に上回る、1万ケースを超える予約となった。
◇日本食糧新聞の2017年10月20日号の記事を転載しました。
日本食糧新聞の発行からウェブサービスの電子版、セミナーや展示会まで、食に関わる情報サービスをベースに人とのつながりやビジネスを支えます。 日本食糧新聞 外食レストラン新聞 百菜元気新聞 月刊食品工場長 電子版 たべぷろ 動画配信等のメディア事業 食品経営者フォーラム 食品文化振興会 新製品研究会 表彰事業 ファベックス 展示会 料理教室等各種事業
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。