東京都豊島区駒込の「レイハンウイグル料理レストラン」はハラールの本格的なウイグル料理が味わえるお店です。ウイグル料理は必ずハラールの食材を使用します。ハラールフードは豚や豚の成分由来のもの、アルコールを禁じています。また、食肉はイスラム法で屠殺された動物を使用しなければなりません。
そういう決まりがあると、ハラールはムスリムのための食事だと思われてしまいそうですがハラールとはイスラム教で「神に許されたもの」=合法であり、健康的で清潔・高品質・安全・高い栄養価が含まれているものという意味です。つまり誰もが安心して食べることができるおいしいものなのです。

シルクロードで発展したウイグル料理

ウイグル料理は、シルクロード周辺でオアシスの農耕牧畜をベースに発展した料理です。ラムなどの羊肉と小麦をふんだんに使います。ウイグルというと、砂漠のイメージやモンゴル、ロシア、パキスタン…と7カ国に隣接しているため料理もさぞかしエキゾチックなものが出てくると思われがちですが、実は日本に馴染み深いこんなほっこりとする料理があります。

こちらは世界最古の麺料理と言われている「ラグメン」です。見た目も作り方もうどんとまったく同じです。注文が入ってから麺を手延べしてゆでているので、切らさずに細く伸ばしていく鮮やかな職人技をお店で見ることができます。細くて長い1本麺に、野菜とラム肉を炒めたトマト風味のあんをたっぷりとかけていただきます。

こしが強くて喉越しも最高!あんがよく絡み、手延べ麺とラム肉の新しいおいしさを発見できます。

こちらは「小麦涼皮」というきしめんのような平たい麺です。冷やし中華を少しすっぱくさせたような味つけで、つるっとした食感がくせになります。上にのっているきゅうりとパクチーがさっぱりとしてとても美味です。

新疆ウイグル自治区は中国北西部に位置しているので、中華料理のような味付けも多いのです。こちらはきくらげとトマト、ピーマンの肉野菜炒めです。大きめにカットされた野菜をさっと手早く炒めた料理で、非常にあっさりとして日本人好みの味つけです。

うどんや餃子もウイグルが発祥?

ウイグルでは豚肉を食べないかわりに羊肉をよく食べます。こちらは羊肉の水餃子です。もちもちした食感で、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり絶品です。何個でも食べられそうです。

ウイグルの羊肉料理といえば、ウイグル風ピラフのポロや串焼きのシシカバブが有名ですが、手作りラム肉餃子や羊肉のあんを豪快にのせた特製ラグメンなどもあります。私たちが普段食べているうどんや餃子もウイグルが発祥と言われています。

そう考えると、日本人の口に合うどこか懐かしい味がするのも納得できると思います。ハラールで美味しいウイグル料理を、是非一度お試しください。

<レイハンウイグルレストラン>
住所:東京都豊島区駒込4-2-33ハイム駒込台101
電話番号:03-5980-9266
営業時間:17:00~22:00(月曜定休)