伊勢丹新宿店は、3月29日から4月3日まで、パンフェスティバル「ISEPAN!~パン好きのための、パンの祭典~」を初開催している。行列のできるブーランジェリーや人気パン職人が、生地作り、発酵、焼き上げまで行う、同フェスティバルでしか味わえないパン、さらには、世界のパンなど約40店が集結している。

ここ数年、「こだわりを持ったシェフ」によって進化している。「ISEPAN!」では、こだわりを持ったシェフたちが来場し、焼きたてのパンを提供する。注目は「ブーランジェリーパリゴ」安倍竜三シェフと「ボン ヴィボン」児玉圭介シェフのパン職人レジェンドと、今年「モンディアル デュ パン17」に出場する期待のホープ「ヴィロン」の松田武司シェフの、世界大会の前哨戦ともいえるキャスティングだ。

会場で、シェフが生地を練るところから発酵、焼き上げまでを行うので、焼きたて・出来たてパンを楽しむことができる。また、3人のビッグシェフにこだわりやお薦めの食べ方など直接聞ける絶好のチャンスでもある。

さらに、「パンの街、神戸」から日替わりでシェフが来店する企画も注目だ。神戸のパン文化を盛り上げ、パンを通して暮らしを楽しくする活動のために有名なブーランジェリーが集結した「KOBE Boulangerie Club」に参加するシェフが日替わりで来場。期間中は、会場にオーブンを持ち込み、日替わりで神戸のブーランジェリーの焼きたてパンが並び、神戸でしか味わえないパンが新宿で楽しむことができる。

ブームが到来している食パンは、「あの名店のあの食パン」も登場。関東エリアの名店から関西エリア「レブレッソ」や「パン ド サンジュ」などさまざまな味わいが並ぶ。

◇日本食糧新聞の2017年3月31日号の記事を転載しました。