味噌のおいしさを長期間維持できる鮮度ボトル、時短・簡便ニーズに対応
マルサンアイは今秋、味噌の鮮度や使いやすさにこだわった新商品を全国で発売する。ライフスタイルの変化に伴う「小容量」「時短」「簡便」というニーズをとらえ、液状味噌で業界初となる“鮮度ボトル”を採用した。発売日に合わせて、関東・中京・近畿エリアではTVCMを放映する。リアルイベントやレシピ紹介サイトの開設など複層的なプロモーションを行い、認知拡大と利用機会の創出を狙う。
9月1日に発売したのは、だし入り液状味噌の新商品「香りつづく とろける味噌 だし入りこしこうじ」「同 だし入りあわせ」「同 だし入り赤だし」のシリーズ3品と、豆味噌と京風白味噌をブレンドし、練りごまを加えた味噌料理に使える「とろける甘味噌だれ」(各410g)。205gの甘味噌だれは、10月2日に発売する。
容器は、業界で初めて「鮮度ボトル」を採用した。二重構造の容器は開封後も内容物が空気に触れないため、味や香りの変化を抑えて、おいしさを長期間維持できる。容器は軟らかく持ちやすい形状で、握りやすく注ぎやすい。キャップには逆止効果があるため液だれしにくく、一滴ずつ注ぎ出せるメリットがある。
8月29日に東京都内で行われた新商品発表会で渡辺邦康社長は、「鮮度ボトル入りの味噌の発売は、業界初の試み。従来のカップ入り味噌と異なり、片手で簡単に調理できる」と、新商品に自信を見せた。
発表会にはタレントの菊地亜美も参加し、商品を使った自身のオリジナルメニュー「ピリ辛肉味噌うどん」を披露した。普段から料理をするという菊地は、「手間が省けて本当に便利。皆さんもぜひ使ってほしい」と商品の感想を述べた。
◇日本食糧新聞の2017年9月1日号の記事を転載しました。
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