ニュージーランド(NZ)食品大手の日本法人2社が組み、NZ産牛肉・乳製品の認知拡大に力を入れていく。フォンテラジャパンとアンズコフーズは共同で、牧草飼育(グラスフェッド)の牛肉やチーズを使ったコラボメニューを東京都内のレストランで展開。9月30日までの期間限定で、ハンバーガーなど計6品を提供する。

コラボメニューは、アンズコフーズが運営するレストラン「ワカヌイ グリル ダイニングバー 東京」で展開。最高級チーズ「カピティ」などを取り入れたコース料理やランチ限定のカマンベールチーズバーガーなどが楽しめる。

8月1日に同店で発表会を開いたフォンテラジャパンの齋藤康博社長は「消費者にNZ産グラスフェッドの安全性とおいしさを広く知ってもらいたい」と強調。アンズコフーズの金城誠社長は「NZのグラスフェッドの技術レベルは世界一。グラスフェッドの価値を伝え、日本の食を豊かにしていきたい」と意気込みを語った。

◇日本食糧新聞の2017年8月21日号の記事を転載しました。