焼き鳥は炭火で!タイの屋台でのおいしい食べ方【9月4日は、串の日】
東南アジアのタイランドに滞在中のたべぷろ編集部員・津軽林檎です。日本とタイを行き来する生活をしており、タイでは首都バンコクに居住しています。タイ料理は辛いイメージが強い人も多いと思いますが、日本人の口に合うメニューも盛りだくさんです。ここでは日本人も納得の、おいしいタイ料理を紹介したいと思います。
焼き鳥はタイでも定番メニュー
タイといえば屋台です。タイは外食文化の国であり特に首都バンコクはオール外食といったタイ人も少なくありません。屋台も多数あり、お肉や麺類、おかず屋、お菓子屋など多数の屋台が立ち並んでいます。出来立てのおいしい料理をその場で食べることも可能ですし、自宅に持って帰ることも可能となっています。
タイ料理の1つに日本の焼き鳥にあたるメニューがあります。串に鶏肉や豚肉を刺し、にんにくやナンプラー、塩、コショウで味を調えます。日本の塩味の焼き鳥に近い感じです。辛味などもなく日本風の焼き鳥と同じような感覚で食べることができます。
タイの焼き鳥の調理ポイント
タイの焼き鳥の調理ポイントは、なんと言っても炭火を使う点です。焼き物系の屋台ではガスではなく炭火が使われます。この光景を見て「あまりガスが普及してしないのか?」と思う人もいるかもしれません。いえいえ、そんなことはなく単純に「炭火のほうが食材がおいしく焼けるから」という理由で今も炭火を使っています。
外食が多いタイ人はとても舌が肥えています。おいしくないお店はすぐにつぶれてしまいます。炭火で食材を焼くとおいしいのはみなさんもご存じかと思います。タイでは焼き鳥は炭火で調理するのが基本です。
焼き鳥の種類も豊富
タイの屋台で焼き鳥を売っているお店は、正肉はもちろんレバーや砂肝など種類も豊富です。またガイヤーンという鳥肉の焼き物も定番メニューとなっています。そのほか、魚やおかずも販売しています。
また焼き鳥はソムタムというパパイヤサラダと食べるのが定番です。こちらはピリ辛のサラダとなっており、日本人の口にもよく合います。辛いのが苦手な人は「辛くしないで」とオーダーするといいでしょう。
どうやって食べる?
焼き鳥は辛くありません。タイ料理は辛味調味料がついてくるのが定番ですが、焼き鳥にはついてきません。焼き鳥は辛味を付けずにそのまま食べます。
タイでは焼き鳥とカオニャオというもち米と一緒に食べるのが定番です。もち米ともよく合い、おいしくいただけます。焼き鳥を注文すると「カオニャオ アオ?」(もち米はいりますか?)とたずねてきます。焼き鳥を口にほおばって、もち米を一口サイズにし、口の中にほおばります。
また、焼き鳥を買うと切った生キャベツがついてきます。このキャベツは日本でいう漬物のようなもので、箸休めに食べます。焼き鳥と生キャベツの組み合わせもGOODです。
焼き鳥の他にも魚やガイヤーンと呼ばれる鶏肉料理も、もち米と一緒に食べるのが定番です。日本のおにぎりと焼き鳥の組み合わせのようなものです。
もちろんビールにも合います。日本人は焼き鳥を持ち帰り、ビールとともに楽しむ人も多く見られます。タイに行く際は、ぜひ焼き鳥にチャレンジしてみてください。
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