ビールに絞るコツは…沖縄ならではのシークワーサーの楽しみ方3選【9月3日は、クエン酸の日】
はいさい! (= 沖縄の言葉で「こんにちは!」)沖縄在住のたべぷろ編集部員、中村サッシです。
9月3日は「クエン酸の日」! クエン酸は疲労回復や美容・健康に効果抜群といわれています。主に柑橘類に多く含まれており、レモン独特の酸っぱさを生み出す成分として耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。 今回は、なんとレモンの2倍以上のクエン酸を含むという沖縄のフルーツ「シークワーサー」のおすすめの食べ方・飲み方を3つご紹介します。
シークワーサーとは?
まず、「シークワーサー」とは何かお話しますね。
「シークワーサー」は沖縄地方に自生しているミカン科の常緑樹です。沖縄以外ではあまり馴染みがないかもしれませんが、沖縄では本当にそこら中に自生しているんですよ!
鮮やかな濃い緑色の実を付ける7~9月になると、私も子どもを連れて自宅の庭や近所の神社に採りに行っています。
ぽつんぽつんと実がなるのではなく、まさに “ すずなり “ 状態。毎年あっという間に、簡単にカゴいっぱいになってしまいます。
ちなみに、シークワーサーの「シー」は沖縄の方言で「酸っぱい」という意味。地方によって発音のバリエーションも豊富で、例えば「シークワーシャー」と呼んでいる人・地域もあります。
「シークワーサー」の3つのおすすめな食べ方・飲み方
では、沖縄を代表するクエン酸フルーツ「シークワーサー」のおすすめな食べ方・飲み方を3つ紹介しましょう!
1. レモン代わりで揚げ物に!
まず1つ目は、「レモン代わりに揚げ物にかける」です。
カットしたレモンのように、シークワーサーをフライや天ぷらにぎゅーっと絞ってみてください。シークワーサーの酸っぱさが揚げ物のしつこさを柔らげ、なんともサッパリ爽やかな食感に変えてくれます。
沖縄のお店では、揚げ物にはレモンじゃなくシークワーサーが付いてくることが多いんですよ。
2.ビールに絞る
続いて2つ目は、「ビールに絞る」です。
ビールのシュワシュワとシークワーサーの甘酸っぱさが相まって、たまらない爽快感が楽しめます!
絞るときのコツがあるので、ちょっと紹介しますね。シークワーサーには小さな種が入っているため、半分にスライスしたものを絞ると、どうしても種がビールに入ってしまうんです。
そこで、箸でお尻の部分に穴を開けて、そこから絞ってみてください。
手もベタベタにならず、果汁だけ上手に絞れますよ。
3.皮をむいて食べる
3つ目は「そのまま皮をむいて食べる」です。
意外にも、この食べ方が一番驚かれます。
「シークワーサーは酸っぱすぎるから生では食べない」と思い込んでいる人が多いようなのですが、沖縄では普通にミカンのように皮をむいて、そのまま食べたりもしています。
最初のひとむきがちょっと大変とはいえ、わずかな切れ目さえ入れば、するすると全部の皮をむくことができます。
シークワーサーは一口サイズですし、そのままパクッと口に放り込んで、もぐもぐ食べてみてください。さすがに種は食べられませんが、薄皮も含めて絶妙な酸味と甘みを味わえますよ。
今回ご紹介した「シークワーサー」の3つの食べ方・飲み方は、どれも実際に沖縄で日常的に楽しまれている方法です。驚異のクエン酸パワーをもつ「シークワーサー」で、夏にたまった疲れを吹き飛ばしてください!
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。