秋田県出身のたべぷろ編集部員・山下雄二です。今も秋田に住んでいるのですが、用事で一時的に名古屋に滞在しています。そこで、今回は名古屋にちなんだ食べ方を紹介したいと思います。
9月3日はグミの日です。記念日を申請したのは日本グミ協会というところ。グミの振興を目指して、色々なイベントを企画しているようです。名古屋には「つぶグミ」や「黒あめ」で有名な春日井製菓の本社がありますので、本記事でもつぶグミを使用しました。

素朴な疑問、グミってなんなの?

グミって独特な食感がしますよね。キャンディでもない、ゼリーでもない、ガムでもない…その語源はドイツ語の「ゴム」にありました。確かにものすごい弾力がありますよね。

春日井製菓で作られているつぶグミも、結構固めです。グミを探している時に同社のゼリービーンズも見つけたので買ってみました。

グミとゼリービーンズは同じようなものだと思っていましたが、食感も入っているものも違います。グミは硬くて弾力がありますが、ゼリービーンズは硬いけど弾力はありません。また、ゼリービーンズの方が甘みを強く感じます。

ちょっと見づらいですが、グミはゼラチンが、ゼリービーンズは寒天が多く使われています。

グミトーストを作ってみました

では、本題の「グミの食べ方」について紹介しましょう。今回はネットで話題になったグミトーストを作りますが、春日井製菓のつぶグミ公式twitterによると、つぶグミを串団子のようにつまようじに刺して食べる方法もあるようです。

実際に刺してみましたが、思いのほかグミが硬くてつまようじを通すときに亀裂が入ってしまいました。ちょっとコツが必要みたいです。このグミは美味しくいただきました。

それではグミトーストを作っていきましょう。作り方は簡単で、食パンにグミを乗せて焼くだけです。パンを焼く時間は普段通りで良さそうですが、つぶグミやゼリービーンズは表面が硬いため、長めに焼くことになりました。

グミとゼリービーンズを乗せていきます。

焼きあがりました。加熱中は沸騰していましたが、飛び散るようなことはなさそうです。

お皿に盛りつけるとこんな感じです。どちらも見事に溶けていますね。私はグミを加熱すればジャムみたいになると思っていましたが、実際はキャンディのような粘り気を持っています。食べているうちに冷めて硬くなってきました。

しかもこのグミトースト、かなり甘いです。甘党の方でもこのくらい。甘さ控えめにしたければ、この半分を乗せるくらいでちょうど良いでしょう。

水より牛乳と一緒がオススメ ココアとの相性も○

グミトーストに合う飲み物は、やはり牛乳です。牛乳はパンともグミとも合います。最初は水を飲んでいましたが、牛乳の方が「美味しくなっている」気がします。また、グミトーストという食べ物が成立する理由は、パンの程よい塩気ではないかと思いました。

ここで、他に何かできないかと考え、目に入ったのがココアです。チョコレートとフルーツの組み合わせはおいしいので、きっとマッチすると思いました。

グミトースト+カカオは相性ピッタリです。グミの甘さとフルーツの香り、カカオの香りと苦みがちょうどよくマッチしました。しかし、ココアには砂糖がたっぷり入っているため、グミトーストがさらに甘くなってしまいました。

結論:グミトーストを作る場合、グミは少なめで砂糖の入っていないココアパウダーをかければ、甘さ控えめで深みのあるおやつが楽しめます。一緒に飲むなら牛乳がおすすめです。