コーヒーで集中力を高め…白鵬関、取組の2時間前には必ず
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は2月26日、京都・賀茂別雷神社(上賀茂神社)の第42回式年遷宮記念文化事業の一環として、最多優勝37回で、歴代最多1048勝を目指す横綱・白鵬関の上賀茂神社奉納土俵入りをサポートした。土俵入り後は上賀茂神社境内を流れる五穀豊穣の象徴の名水「神山湧水」を生かすようにAGFが作った「神山湧水珈琲」を味わいながら、「コーヒーに元気をもらえると知った10年前から毎日欠かさず飲んでいる。この積み重ねで今の通算勝ち星がある」と横綱歴10年の秘訣がコーヒーにあると告白し、約5000人の観衆の関心を集めていた。
これは同社が15年から取り組んでいる「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業 Supported by AGF〈煎〉」の活動の一環で実施されたもの。奉納土俵入り後の白鵬関は品田英明AGF社長、田中安比呂宮司とのトークショーで、「同じ場所で土俵入りができて大変緊張した」と目標とする横綱・双葉山が同神社で奉納土俵入りを行った77年前を感慨深げに振り返った。
また、「取組の2時間前には集中力が高まるコーヒーを必ず飲んでいる。親しいアスリートにも勧めている」とコーヒー好きを明かし、「神山湧水珈琲」で初のドリップにも挑戦した。観客らには「神山湧水珈琲ドリップパック」を白鵬関が目指す通算勝ち星にちなみ1048個を無料配布した。
「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業 Supported by AGF〈煎〉」とは日本の水と日本の味覚を探求するAGFが、京都の名水「神山湧水」を守り続けた上賀茂神社の取組みに深い畏敬の念を感じ、式年遷宮を機に「水の大切さと文化」を次世代に伝えていく文化事業として同神社と共同で実施するもの。「神山湧水」に合う「神山湧水珈琲」の奉納だけでなく、同社では1年に一度、社員が神山の手入れ活動も行っている。
◇日本食糧新聞の2017年3月3日号の記事を転載しました。
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