野菜と煮込むだけ！具だくさんラーメン鍋が簡単に作れる

菊水は常温商品のラインアップ充実と併せて、伊藤ハム米久ホールディングス（HD）とのコラボ開発、簡単調理系の強化など秋冬向け新商品、リニューアル品を積極投入する。鍋関連ジャンルへの仕掛けで麺の喫食機会を増やし、売場での露出度を高めることで売上げ拡大につなげる狙いだ。9月から4種類7アイテムを全国発売している。

「さっぽろ純連監修　野菜と煮込んでラーメン鍋」（辛味噌、旨塩）は、麺と鍋つゆのセット商品。野菜と一緒に煮込むだけで簡単に具だくさんのラーメン鍋が楽しめる。

「辛味噌」は、白味噌をベースに唐辛子など数種の香辛料を加えた中辛タイプ。「旨塩」はポークエキスのうまみと炒め野菜の風味を付け、隠し味の煮干し、椎茸が香る豊かな味わいが特徴。寒干し製法麺を使用し、常温でストックでき、献立に困ったときにも便利。1～2人前（鍋1回分）のつゆ付きで、希望小売価格（税込み）は1袋各350円。賞味期間は常温90日。

「麺と食べる牛ホルモン炒め」（コク味噌炒め、ニンニク塩炒め）は、野菜を入れ簡単調理で食べるうどんで、伊藤ハム米久HDとの共同開発商品。

「コク味噌炒め」は、3種の味噌、ニンニクペースト、ビーフエキスを混ぜ合わせたソース、「ニンニク塩炒め」はニンニクペースト、チキンエキス、香味油を混ぜ合わせたソースで、いずれも牛モツを味付けした。キャベツやモヤシ、ニラがあれば簡単調理できる。麺は道産小麦100％使用、もちもち感と滑らかで口当たりの良いコシのあるうどん。価格は1袋（1皿分）430円。賞味期間は常温60日。

「小麦とお米のしなやか拉麺」は、道産小麦に国産米粉を30％ブレンド。小麦粉のみのラーメンに比べて、あっさりと優しい味わいが特徴。角のない丸麺で、のど越しが良くつるみある麺質のためしなやかさも備え、つけ麺やまぜそば、冷たいラーメンによく合う。1袋2人前で330円。賞味期間は要冷蔵30日。

このほか、名店の逸杯シリーズ「えびそば一幻　2人前」（えびしお、えびみそ）を常温保存（30日）可能な生麺に変更し、リニューアル発売。1袋2人前で530円。

◇日本食糧新聞の2023年9月1日号の記事を転載しました。