北海道の平取(びらとり)や美瑛(びえい)、岐阜の飛騨などの冷涼産地からやってくる夏トマトの季節です。リコピン、β-カロテン、ビタミンC、カリウム、クエン酸、その恵みを存分に味わって。包丁いらずのミニトマトが人気の昨今ですが、盛夏は大玉の丸トマトをぜひ。食べ応えがあって果肉が厚い大玉の丸トマトはコスパも良。冷蔵庫で適温に冷やしたサラダはもちろん、夏休みランチのサンドイッチにも。さっと火を通してそのまま焼いたり、卵と炒めたトマたまメニューや煮込みも。応用幅を楽しんで。

トマトクイズ

<Q1>トマトの花の色は何色?
A:赤色
B:黄色
C:白色

トマトの写真

<Q2>リコピンは大玉トマトとミニトマトのどちらに多く含まれる?
A:大玉トマト
B:ミニトマト
C:どちらも同じ

<Q3>日本におけるトマトの産出額は野菜類で何位?
A:1位
B:3位
C:5位

※答えは文末にあります

なすとトマトとオクラのマリネサラダ

なすとトマトとオクラのマリネサラダの写真

【材料】(2人分)
なす 3本
トマト 1個
オクラ 4本
塩 適量
サラダ油 適量
「キユーピーテイスティドレッシング黒酢たまねぎ」 大さじ4

キユーピーテイスティドレッシング黒酢たまねぎの商品画像

【作り方】

  1. なすは乱切りにし、水にさらして水気をきる。
  2. トマトは3cmの角切りにする。
  3. オクラは塩をまぶして板ずりする。水でさっと洗い、斜め半分に切る。
  4. フライパンに多めの油をひいて熱し、面を返しながら(1)と(3)を入れて揚げ焼きにする。
  5. ボウルに(2)と(4)を入れ、ドレッシングであえて味をなじませる。
    レシピ:キユーピー

トマトクイズの答え

<Q1> 答え:B
露地栽培のトマトは、5~7月に小さくて黄色い花を咲かせます。花が咲いた後に緑色の実ができてふくらんでいき、赤く熟していきます。黄色やオレンジ色など色の異なる品種のトマトも、花の色はほとんどが黄色です。

<Q2> 答え:B
ミニトマトには大玉トマトよりもリコピンが多く含まれます。他にもβ-カロテンやビタミンCなどの栄養素が多く含まれ、見た目のかわいさや手軽さなどからミニトマトの人気が高まっています。

<Q3> 答え:A
令和3年の生産農業所得統計によると、日本のトマトの産出額は2182億円で野菜類第1位。2位はいちご(1834億円)、3位ねぎ(1304億円)、4位きゅうり(1255億円)、5位たまねぎ(1098億円)。トマトは日本経済において重要な作物となっています。

◇百菜元気新聞の2023年8月1日号の記事を転載しました。