アヲハタは3月から順次、大ぶりの果肉と果汁を一体化した新タイプのフルーツ加工品「アヲハタ FRUIT STAND」シリーズ4品(「オレンジ」「白桃」「マンゴー」「グレープフルーツ」)を発売する。パウチを器に、スプーンを入れてそのまま食べることができる新形態のフルーツ加工品で、香料・着色料・保存料不使用。3月からテスト販売を開始し、順次エリアを拡大する。

共働き世帯や単身世帯の増加などを背景に、フルーツの喫食でも「簡便」「手軽さ」「一人分」などのニーズが高まっている。同シリーズはこのような社会背景を踏まえ、食べたいときに手軽に食べられるパウチ入りフルーツとして開発した。

新形態のフルーツ加工品「アヲハタ FRUIT STAND」

器となるパウチは底が広く自立性があるため、スプーンを入れてそのまま食べることが可能。ヨーグルトに入れたり、ドリンクにアレンジすることもできる。香料・着色料・保存料不使用。果物のみの甘さやおいしさが楽しめる。賞味期間も冷蔵7ヵ月(白桃は6ヵ月)と生鮮フルーツより格段に長い。

商品名の「FRUIT STAND」は気軽にフルーツが食べられる海外のフルーツスタンド(屋台)から着想。事前調査でも「自然な甘さ」や「6ヵ月以上日持ちがする」「扱いやすい自立するパウチ」などが高く評価されているという。4品ともに100g、オープン価格。

◇日本食糧新聞の2023年3月1日号の記事を転載しました。