つけ麺を釜揚げうどんスタイルに!最後まで熱々の新発想
8月にオープンした「炭火焼濃厚中華そば 威風堂道」では、新感覚のつけ麺を提案している。同店は、規格外や傷がついているために買い手がつかず廃棄されてしまう“もったいない食材”の雑魚をSDGsの観点で積極的に活用し、炭火で焼いて汁にすることで無駄なく使う取り組みをしている「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)」(東京・神田)の兄弟店だ。「海富道」と同様に炭火焼きした魚を余すことなく使った超濃厚なスープが特徴的だが、もう一つ着目すべきなのが同店の「炭火焼濃厚 釜揚げつけ麺」。太麺が昆布のだし湯に浸かった状態で運ばれ、熱い麺を熱いつけ汁で食べるという一品だ。
釜揚げうどんではよく見られる手法だが、中華のつけ麺でこのスタイルは珍しい。つけ麺というと汁が少ない分、ラーメンと比べて冷めやすく、最後の一口まで熱々で食べるのは困難。この難点を、釜揚げうどんの手法で解決したというわけだ。昆布のだし湯は麺の口当たりをよくしてくれ、おいしさの点でもメリットは大きい。
あまり見かけない釜揚げうどんスタイルのつけ麺は、ラーメン好きの間で話題を呼びそうだ。
●店舗情報
「炭焼濃厚中華そば 威風堂道」
経営=MUGEN/店舗所在地=東京都台東区柳橋1-13-4/営業時間=11時~15時、17時~21時/席数=15席
◇外食レストラン新聞の2022年9月5日号の記事を転載しました。
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