この料理の味を思い出すとよだれが出てくるということから名前が付いたともいわれる「よだれ鶏」。作るのが難しいと思われがちですが、ポイントを押さえればカンタンにおうちで作れます。そして、ゆで汁を使って作る〆の雑炊がまた絶品! お酒といっしょに家飲みをたのしんでみてください。(レシピ:野口英世さん 料理研究家・フードスタイリスト)

よだれ鶏

【材料/2人分】
鶏むね肉 1枚(250g)
長ねぎ(青い部分) 1本分
生姜 1/2かけ
塩 小さじ1/2
香菜(シャンツァイ・パクチー) 適量

【たれの材料】
長ねぎ(白い部分) 5センチ
黒酢 大さじ1 ※手持ちの酢でもOK
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
すりゴマ 大さじ1
ラー油 大さじ1/2
すりおろしニンニク 少々
すりおろし生姜 少々

【作り方/40分】

  1. 鶏むね肉は余分な脂を切り落とし、フォークで全体をしっかり刺してから塩をよくすりこみ、10分ほど置く。
  2. 鍋に水400ml、皮目を下にした鶏むね肉(汁気が出ていたらキッチンぺーパーでおさえる)、長ねぎの青い部分、薄切りにした皮付きの生姜を入れ、中火にかける。
  3. 沸騰したら蓋をして弱火で5分加熱し、火を止めて、そのまま粗熱がとれるまで置いておく。
  4. 長ねぎの白い部分(10センチほど)をみじん切りにして、【たれの材料】と混ぜる。
  5. 皿にスライスした(3)を盛り付け、(4)をかけて、ざく切りにした香菜をちらして出来上がり!

ちょい足しアレンジでワンランクアップ!

ゆで汁はおいしいチキンスープになります。そのスープを使用して、〆に親子雑炊はいかがでしょう。ごはん、お好みできのこを入れて軽く煮て、塩で味をととのえます。そして、溶いた卵を流し入れて軽く混ぜたら出来上がりです。鶏肉が残っていたら加えてもOK、ピリ辛のたれをかけても好相性ですよ。肌寒くなってきたら、すりおろし生姜を加えたり、お餅がある季節はごはんを餅に代えて雑煮としてもよいですね。

家飲みの〆にぜひ親子雑炊を作ってみましょう!

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