カネテツデリカフーズは、まるで本物の毛ガニのような味・食感・見た目を再現した「期間限定 ほぼ毛ガニ」(税込み1080円)を12月25日から31日に発売する。10月4日に公式オンラインストアで先行予約販売を開始したところ、限定1000パックが約36時間で完売した。毛ガニ独特のうまみの強いカニ味噌を再現した「特製カニ味噌だれ」も添付し、年末年始の食卓にふさわしい豪華なパッケージで届ける。

カニの代替品として楽しめる「ほぼカニ」は2月から全水産練り製品の中で売上げ1位(日経POS情報)の座をキープ中だが、同品は同社史上、最高傑作のかにかまとして登場した。高級食材の毛ガニは、消費者調査の中で「次に食べたいほぼシリーズ」として要望が多く、開発に約一年かかった。

「ほぼカニ」の2分の1の極細繊維が口の中で優しくほどけて、従来のかにかまとは全く異なる新食感を楽しむことができる。「ほぼ毛ガニ」は完売したが、在庫の確保次第で追加販売も検討する。

ほぼシリーズは2014年3月発売の「ほぼカニ」以降、「ほぼタラバガニ」(2018年9月発売・秋冬期間限定)、「大粒ほぼカキフライ」(2021年9月発売)などシリーズ累計販売数量6000万パックを突破した。同社は、今後もほぼシリーズ商品の販売を通じて、練り製品の新しい楽しみ方を提案していく。

◇日本食糧新聞の2022年10月12日号の記事を転載しました。