江崎グリコは、オフィス向けに「SUNAOデリバリー」を開始した。主食、タンパク質、サラダを組み合わせ、1食の糖質を40g以下に抑えながら、おいしさと満足感にこだわったランチを置き菓子サービス「オフィスグリコ」の配送を活用し事務所などに直接届ける。大阪駅(梅田駅)、新大阪駅周辺のオフィスビルからサービスを開始し、順次配送エリアを拡大する。

同社は、一般社団法人「食・楽・健康協会」が提唱する、1食で摂取する糖質量を20~40g、間食では10g以下にする「適正糖質」を「SUNAO」ブランドで展開しており、今回の取組みを通して、適正糖質のさらなる認知拡大と働く人の「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を支えることを目指す。

サービスコンセプトは、低糖質の主食とタンパク質、サラダで満足できる、「適正糖質の満足ランチ」。適正糖質の考え方に基づき、1食当たりに摂取する糖質量を20~40gに設定。ランチは、パスタなど低糖質の麺類かチャーハンなどの米類に、チキン、ポークなどのタンパク質、季節のサラダを組み合わせた。管理栄養士と日替わりのメニューを考案し、タンパク質や新鮮な野菜から食物繊維を取ることができるほか、食材や調理の工夫で1食の糖質量が40g以下でも満足できるボリュームに仕上げた。

サービスは法人契約限定でサービスを利用する企業の社員は、アプリを通じて当日の午前9時までに直接注文すると、「オフィスグリコ」の配送網を通じて、午前中にランチが届く。支払いはクレジットカードか電子マネー限定。

◇日本食糧新聞の2022年8月24日号の記事を転載しました。