鹿児島県霧島市在住のたべぷろ編集部員・横路あるくです。あまり遠出をしない私ですが、今年の春に大阪府へ旅行に行くことになりました。大阪といえば食い倒れの街!たこやき・お好み焼きなど、粉もの文化が栄えていますよね。私は大阪府へ行くのは初めてでしたから「どんなお店でご飯をたべるのかな?」とウキウキしていました。
しかし、何度も大阪へ訪れている同行者は「高槻市に行って、うどんギョーザを食べたい」と言い出したのです。聞きなれない単語の登場に、私はとまどいました。うどんの中に餃子が入っているのか? はたまた餃子の皮にうどんが入っているのか…

高槻市のご当地グルメ・うどんギョーザの正体!

うどんギョーザとは「餃子の中身に細かく刻んだうどんを入れて焼いた料理」のことです。うどんギョーザの歴史は意外と古く、大阪府・高槻市北部で昭和50年なかばには登場していたそう。

高槻市ではうどんギョーザを盛り上げるべく「高槻うどんギョーザの会」も発足しており、うどんギョーザが食べられるお店のマップも出していました。

高槻市のご当地グルメ”うどんギョーザ”を求めた私達は飲食店へ行き、通されたカウンター席にてさっそく、うどんギョーザをオーダー。しばらく待った後、私達のもとへ運ばれてきたうどんギョーザは手でつまめるくらいの小ぶりなものでした。

しかし、口の中に入れるとカリっとした後ジュワっとした旨味が広がります。同行者と共に、うどんギョーザをペロリと平らげてしまい「追加でオーダーしようかな」と思ってしまったほど。写真を撮っていなかったのが非常に悔やまれます…!

店内で店員さんとお客さんとのやり取りに耳を傾けてみると「うどんギョーザ」の声が目立ちました。やはり、愛されているご当地グルメなんですね。

もう1度食べたい!うどんギョーザを作ってみよう

旅行から帰ってきた数日後「うどんギョーザがもう1度食べたいなぁ…」と思った私。

せっかくなので「高槻うどんギョーザの会」の動画を参考に、うどんギョーザを作ることにしました。

材料は4つ
・にら
・ひきにく
・うどん
・たまご
どの材料も、スーパーで気軽に買うことが出来る食材ですね。

作り方は至ってシンプルで、全ての材料をボウルに入れて混ぜるだけ!ニラとうどんを細かく刻み、少し塩とコショウで味付けをしました。

今回は袋に入っているうどんの麺を取り出してからそのまま使いましたが、前もって麺をバラバラにしておくとタネが混ぜやすいかもしれません。

フライパンに油を入れて、うどんギョーザを焼いているところです。

大きめのスプーンでタネをすくって量を調整し、弱火~中火で表と裏を4分ほど焼きました。出来上がった、うどんギョーザはうどんの麺がカリッカリですぐさま1個完食。

下味をつけておいたので、このままでも食べられますが、やはり餃子のタレをつけて食べるのがオススメです。うどんギョーザはタレが染み込みやすいので、タレを多めに用意しておくと良いと思います。

まとめ

もともとは家庭料理だったという大阪府高槻市のご当地グルメ、うどんギョーザ。餃子の皮を使わないのでタネ包む手間もいらない、お手軽さがうれしいですね。

お家でも作ることは出来ますがやはり1度、本場のうどんギョーザを食べてほしいなと思います。高槻市ではいろいろなお店がうどんギョーザを出しているので食べ歩きをしてみるのも良いかもしれません。大阪府高槻市へ旅行で訪れた際にはぜひ、食べてみてくださいね。