無理なく「スマ塩」!ヘルシーレシピを学生も考案
北海道味の素社とラルズ、北海道栄養士会札幌石狩支部は、北海道文教大学で「スマ塩」レシピコンテスト表彰式を1月25日に開催した。優秀メニューとして、1位に中路由利圭さんの「韓国風唐揚げ」、2位に高橋日菜乃さんの「もちっとレンコンはさみ揚げ」、3位に綿谷亜美さんの「にらチーズチヂミ」が選ばれた。
このコンテストは北海道味の素社とラルズ、北海道栄養士会札幌石狩支部、北海道文教大学が主催となり、昨年8月から実施したもの。スマ塩とは、味の素が2020年7月に発足した“おいしい・やさしい・あたらしい減塩”をコンセプトとする新啓発プロジェクト「SmartSalt」。
同大学の学生が考案した「スマ塩」レシピメニューを北海度栄養士会札幌石狩支部監修の下、北海道味の素とラルズの代表者33人が試食・審査し優秀メニューを決定した。メニューは1月25日から、クッキングインフォメーションがあるラルズ23店舗で展開されたほか、2月1日から新聞折り込みチラシなどでレシピを紹介した。
松本征之北海道味の素社長は「北海道の塩分摂取量は男性で10.7g、女性で9.1gとほぼ全国平均値だが、厚生労働省の推奨値である男性6.5gより約3割多い。今日のレシピ提案でおいしく、楽しく、無理なく減塩し、健やかな毎日と健康な生活を実現してほしい」とあいさつ。猫宮一久ラルズ社長は「どのメニューも味がしっかりしていて、商品になれるほどのレシピだった。店舗でしっかりとお客さまに紹介したい」と意気込んだ。
また、渡部俊弘北海道文教大学学長は「人づくりでは挑戦していくことが非常に大事で、3人ともとても工夫していた。素晴らしい学生に恵まれたと思う」、小山奈緒美北海道栄養士会札幌石狩支部長は「学生たちの発信力はとても素晴らしい。これを機会に自分から発信していくことを続けてほしい」と述べた。
◇日本食糧新聞の2022年2月2日号の記事を転載しました。
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