トマトカレーとグレープフルーツサラダを同時に作る!栄養士おすすめ夏にぴったり15分献立レシピ
暑くなるとカレーを食べたくなる方も多いのではないでしょうか?しかし、仕事終わりの暑い日に帰ってきてから、またキッチンで火を使って夕飯を作ることを考えると、それだけでおっくうになってしまいますよね。
今回は、暑い日に煮込むなんて嫌だけどカレーを作りたい!と言うワーママにおすすめな「煮込まず簡単トマトカレー」と「2色のグレープフルーツを使ったさっぱりサラダ」の2品を15分で作れるレシピをご紹介します。
煮込まず簡単トマトカレー
【材料】(2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ 1個
カットトマト缶 1缶
すりおろししんにく 少々
すりおろし生姜 少々
カレー粉 大1
粉末コンソメ 1本
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ1
塩こしょう 少々
ローリエ 1枚(省略可)
ごはん 2膳分
【作り方】
1. フライパンにすりおろしにんにく、すりおろし生姜少々、合いびき肉を入れます。玉ねぎは全てすりおろしフライパンに一緒に加えます。全て加えたら火を着け中火で炒めます。
2. 約3~5分ほど炒め肉の色も変わり全体に火が通ったら、フライパンの端に炒めた肉などを寄せます。空けた場所にカレー粉を入れ、カレーの香りがしてきたらひき肉と全体にからめます。
3. トマト缶・粉末コンソメ・砂糖・しょうゆ、あればローリエ1枚を全てフライパンに加え全体を混ぜ合わせます。
4. 5分ほど中火で煮込み汁気を飛ばし、塩こしょうで味を整えます。
※お好みで普段ご自宅で加えている隠し味(りんごすりおろし・チョコレート・インスタントコーヒーなど)を加えてもOKです。
お皿にご飯とカレーを盛り付け完成です。
2色のさっぱりグレープフルーツサラダ
【材料】(2人分)
グレーフルーツ 赤白各1個
酢、はちみつ、オリーブオイル 各大さじ1
塩こしょう 少々
【作り方】
1. グレープフルーツは、それぞれ皮を剥き一口大に切りボウルに入れる。
2. 酢・はちみつ・オリーブオイルを加え全体に馴染ませます。塩こしょうをし、味を整えたら冷蔵庫で冷やし味を馴染ませ完成です。
※カレーの作業工程(4)の、煮込む間に作れます。
2品で夏におすすめの栄養がたっぷり!
夏は汗によりミネラルが失われやすく、暑さにより食欲が減退しやすい季節です。素麺などの冷たくさっぱりとした麺類ばかり食べたくなる方も多いと思いますが、麺類だけなどの単品メニューばかりですと、栄養バランスが偏り夏バテなどの原因にもつながりやすくなってしまいます。
今回のレシピは簡単ですが、お肉とトマト缶を合わせることで、トマトに含まれる抗酸化作用の高い「リコピン」の吸収を高めるほか、カレー粉に含まれるスパイスの働きにより、食欲増進作用も期待されます。
また、付け合わせのサラダで使用したグレープフルーツには、ビタミンCやカリウムなど汗と共に失われやすい栄養素も含まれており、汗をかきやすい夏の時期には大人にも子どもにもおすすめのレシピです。
【働くママへのエール】栄養満点のカレーは煮込まなくても作れる!
今日も1日お疲れさまです。子どもも大人も大好きなカレー。作り方は簡単ですが、意外と下処理や火を使う時間も長く夏の暑い日に仕事から帰宅した後は、少しでも火を使う時間を短くしたいところですよね。
今回のレシピでは、【ひき肉×おろし玉ねぎ×トマト缶】を使うことで極力面倒な下処理を減らし、さらに火が通りやすい形にすることで、煮込み時間も少なく作ることができます。
汁気が少ないので、ご飯にカレーをのせてチーズをかけ焼けばカレードリアに。食パンにカレーをのせ、上からパン粉をトッピングしトースターで焼けばカレーパン風に。冷凍保存もできるので、多めに作ってストックしておいたり、アレンジ料理を楽しむのもおすすめです。
仕事の疲れた後でも、少ない材料と火を使う時間も比較的短く夏におすすめなメニューなので是非お試ししてみて下さいね。今日も笑顔あふれる食卓になりますように。
(栄養士 内田かずよ @kazuyo.1219)
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