ひき肉を使ったご当地グルメ「府中焼き」はクセになる新食感
広島県のご当地グルメで広島風お好み焼きは有名だが、同じ広島県の府中市で広島風お好み焼きとは異なるタイプのお好み焼きが昔から親しまれているのをご存知だろうか。広島県のお好み焼きグランプリ「第1回広島てっぱんグランプリ」で初代王者になったことで、今、県内外からアツく注目され始めている「(備後)府中焼き」である。
「府中焼き」は広島風お好み焼きと同様、生地、キャベツ、麺、卵などを重ね焼きにするが、ミンチ肉を使うのが大きな特徴。そうすることで鉄板で焼いた際、ミンチ肉の脂がジュワッと広がり、麺が見事にパリパリの揚げ焼き状態になる。
食してみると、カリカリとした独特のクリスピー食感が楽しく、普通のお好み焼きや広島焼きにはない新しい美味だ。
府中焼きは地元では牛ひき肉を使うことが多いが、豚ひき肉でもおいしく仕上がり、コストが安くてすむのもうれしい。カリカリとした食感はクセになる味わいで、居酒屋などで採用してみると、ちょっと個性的な人気メニューになるだろう。
●都内で本場「備後府中焼き」が食べられる店
「広島県府中市アンテナショップ NEKI(ネキ)」
所在地=東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル1階
営業時間=(飲食スペース)11時30分~14時30分17時~22時、日曜11時30分~17時
席数=40席
◇外食レストラン新聞の2019年11月4日号の記事を転載しました。
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