こんにちは! 野菜・美容・子育てライターのかたおかはなです。今回はイヤイヤ期の2歳の子どもでもモリモリと食べてくれる味付けや見た目や栄養バランスを考えて、ようやくたどり着いた解決策レシピを2品紹介いたします。
もうすぐ2歳になる我が息子もイヤイヤ期が始まり、まったくご飯を食べてくれなくなってしまいました。ただでさえ卵アレルギーなので、食べられるものは限られますし、タンパク質や野菜もたくさん摂らせたいのですが…
カレーが大好きな子どもには、カレー粉を使って炊飯に入れて作る「具だくさんスープ」。野菜をたくさん食べてほしい子どもには、色鮮やかな野菜を使い、豆腐とゼラチンで作る「テリーヌ」がおすすめです。

子どもが大好物のカレー粉を使った具だくさんスープ 炊飯器に野菜とお肉を入れるだけ!


まずは、市販のカレー粉を使って野菜やお肉を炊飯器に入れて炊飯するだけでできる簡単具だくさんのスープを紹介します。

水の量を調整することでカレーの風味を強めたり、まろやかにすることもできます。入れる野菜は冷蔵庫に余っているものでも大丈夫ですよ! 炊飯器を使うので、野菜やお肉もとってもやわらかくなります。

【材料】(4人分)
鶏もも肉 250g
玉ねぎ 1個
人参 1本
トマト 1個
パプリカ 1/2個
じゃがいも 3個
ブナシメジ 1株
にんにくチューブ 5cmくらい
カレー粉(スティック) 1本(10g)
塩コショウ 少々
オリーブオイル 大さじ1
水 400ml

【作り方】
1.鶏肉と野菜を食べやすい大きさにカットする。鶏肉は塩コショウをふり、下味をつける。


鶏肉は唐揚げ用を使えば、切る必要がないので時短になります。

2.(1)をすべて炊飯器に入れ、市販の顆粒カレー粉をふり入れ、水を加えて炊飯器のスイッチを押す。後は放って置くだけ!


※固形のカレールウを使う場合は、細かくカットすると溶けやすくなります。

3.炊飯が終了したら完成。


バゲットやパンと一緒に食べるのがおすすめ! 水の量を少なくするとカレーソースのようになり、パンをつけて食べるととってもおいしいですよ。

きのこやセロリなどを入れるとうまみが出てとってもおいしいスープになります。粉チーズやとろけるチーズなどをかけてもおいしいですよ! 子どもが大好きなカレー粉を使えば苦手や野菜も克服できるかもしれません。

イヤイヤ期の我が息子は、この具だくさんカレースープを作ると、きちんと座って食べてくれます。みなさんもぜひ試してみてくださいね。

豆腐と野菜のふっくらテリーヌ 容器ひとつでできてぷるっとふわっと食感


ぷるっとゼリーのような食感と豆腐のほのかな甘み、そして見た目が鮮やかなテリーヌはいつもと違うので子どもは興味津々。今回は、豆腐と余ったかぼちゃの煮物をマッシュしてゼラチンで固めてみました。

【材料】(4人分)
ゆでブロッコリー 1/3個
ミニトマト 6個
パプリカ 1/4個
かぼちゃの煮物 1/4個分
絹豆腐 150g(水切りする)
粉ゼラチン 5g
熱湯 大さじ3
顆粒コンソメ(スティック) 1本(約5g)

【下準備】
豆腐の水切りは、電子レンジ対応可能なキッチンペーパーで豆腐を包み、深めの耐熱皿に入れて500Wの電子レンジで1分ほど加熱すると手早く水切りができます。しっかりと水切りをしてください。もし、水分がまだ残っている場合は、後で使う熱湯は大さじ1または大さじ2で調整してみてください。

【作り方】
1.野菜を細かくカットする。


今回は余ったかぼちゃの煮物を再利用しました。かぼちゃの皮は取り除きます。

2.豆腐にかぼちゃを入れ、マッシャーでつぶす。


3.深めの容器に大さじ3の熱湯を注ぎ、コンソメ顆粒を入れてコンソメスープを作る。ここに粉ゼラチンを入れて溶かし、(1)、(2)を混ぜる。

ポイント!
ゼラチンは事前にふやかす必要はありません。そのままコンソメスープに入れるだけで溶けます。(1)の野菜は、全体に均一になるように入れるときれいに仕上がりますよ。


4.容器に蓋をして冷蔵庫で冷やし固めたら完成。


紫キャベツの酢漬けとにんじんしりしりを付け合わせにして、さらに彩り豊かにすると息子は「うわあ〜」と手づかみでモリモリと食べてくれました。食べない子どもに食べさせるコツは、「濃いめの味付け」と「見た目の華やかさ」がポイントです。

最後に

2歳児は「魔の2歳」とも言われ、イヤイヤ期で手を焼くママもきっと多いでしょう。ただでさえ大変なのに、ご飯の時も食べ遊びしてしまう時期です。私自身、食べてくれない我が息子にとても悩んでいましたが、試行錯誤を繰り返しようやくこのレシピにたどり着きました。ご飯を食べなくて悩んでいるママは、ぜひ一度試してみてくださいね。