元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、きんぴらごぼうを使った簡単リメイク3品をご紹介します。
きんぴらごぼうといえば、家庭で人気の定番おかずですよね。甘辛い味でお箸が進み、お弁当に入っていたら嬉しいおかずの１つです。でも、作り過ぎて冷蔵庫に余らせてしまうことはありませんか？　きんぴらごぼうを使って、ご飯作りを楽にしちゃう時短リメイク料理を作ってみましょう！

きんぴらごぼうと豚肉のそぼろ混ぜご飯

まず一つ目にご紹介するのは、「きんぴらごぼうと豚肉のそぼろ混ぜご飯」です。

野菜もお肉もご飯に混ぜて一緒に食べられるので、手軽に栄養満点ワンプレートの完成です。休日のお昼ご飯にもおすすめのレシピです。

ポイントは刻みしょうがを少し入れること！子どもは苦手かな…と思うかもしれませんが、風味程度に入れれば、食欲を刺激するいいアクセントになります。うちの子は辛さに敏感な方ですが、このしょうが入り混ぜご飯はおいしい！と完食していました。

それでは、作り方です。

【材料】（2人分）
きんぴらごぼう　120g
豚ひき肉　150g
ごま油　小さじ2
しょうが　1片
☆しょうゆ　大さじ1/2
☆みりん　大さじ1/2
ご飯　茶碗2杯分

【作り方】
1.きんぴらごぼうを粗めのみじん切りにする。しょうがもみじん切りにする。

2.フライパンにごま油を熱し、（1）のしょうが、豚ひき肉を入れて炒める。

3.☆の調味料を加え、汁気がなくなるまで煮詰める。（1）のきんぴらごぼうを加えて混ぜ合わせる。

ご飯と合わせるので、少し濃いめの味付けがいいです。

4.そぼろをフライパンから出して、ボウルでご飯と混ぜ合わせたら完成。

混ぜご飯は、おにぎりにしてもおいしいです。お肉も野菜も入っているので、これだけでも栄養があり、お弁当にもおすすめです。

照りマヨ味のきんぴらごぼうチーズピザ

2つ目にご紹介するのは「照りマヨ味のきんぴらごぼうチーズピザ」です。

きんぴらごぼうの甘めのしょうゆ味とマヨネーズで、子どもも大好きな「照りマヨ味」を簡単に再現しちゃいます。ピザ生地は市販のものを使うので、リメイクも楽ちんですよ。

それでは、作り方です。

【材料】（2人分）
ピザ生地（市販の焼くだけのもの）　1枚
きんぴらごぼう　100g
ウインナー　2本
マヨネーズ　適量
ピザ用チーズ　適量
刻みのり　適量

【作り方】
1.ウインナーは輪切りにする。ピザ生地にきんぴらごぼう、ウインナーをのせる。

2.マヨネーズ、ピザ用チーズを全体にかける。250度に予熱したオーブンで5分ほど焼く。

3.最後に刻みのりを散らして完成。

子どもにピザを出すと、きんぴらごぼう単体で食べるよりも食いつきがよく、たくさん食べてくれました。やっぱり照りマヨ味は人気ですね。

とろ〜り卵ときんぴらごぼうのドリア風

3つ目にご紹介するのは、「とろ〜り卵ときんぴらごぼうのドリア風」です。

ご飯を簡単に済ませたい時にぴったりの簡単リメイクです。オーブンで焼くことで、きんぴらごぼうがさらに香ばしくなって、とろ～り卵とこんがりチーズがよく合います。

それでは、作り方です。

【材料】（1人分）
きんぴらごぼう　30g
ご飯　茶碗1杯分
オリーブ油　小さじ1
ピザ用チーズ　適量
卵　1個
乾燥パセリ　適量

【作り方】
1.オーブン対応の耐熱皿の内側にオリーブ油を薄く塗る。（お米のこびりつき防止）ご飯を盛る。

2.きんぴらごぼうは粗いみじん切りにして、ご飯の上にのせる。

3.ピザ用チーズをドーナツ型に広げ、卵をチーズの真ん中に落とす。220度に熱したオーブンで10～13分焼く。

4.最後に乾燥パセリを散らして完成。

チーズをのせる際は、卵を入れやすいように真ん中にくぼみを作りましょう。卵がトロっと半熟になるまで焼くのがポイントです。

きんぴらごぼうのしょうゆ味をそのまま活かすリメイクなので、味を加えることなく簡単にでき上がりです。

チーズと卵をのせるだけで簡単にドリア風になるので、おすすめです。焼き立てはあつあつなので、食べる時に火傷をしないように気を付けましょうね。

きんぴらごぼうを使った簡単リメイク料理3品をご紹介しました。

きんぴらごぼうの甘じょっぱいおいしさは、いろんな料理に応用しやすくて便利です！
時短に一役買ってくれるリメイク料理、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。