北海道札幌市在住のたべぷろ編集部員・空居済名です。6月9日はたまごの日だそうです。愛知県新城市の養鶏場が、卵をもっと食べてもらいたい、ということで、漢字の「卵」に似ている「69」の日を卵の日に定めたのだとか。
今回ご紹介するのは、目玉焼きやオムレツとはちょっと違う、一風変わった「たまごの食べ方」です。たまごを、ジャムにして、デニッシュやラスクに塗って食べるのです。

「新姫」は三重県熊野市の特産品

昔名古屋に住んでいましたので、隣県である三重には時々訪れる機会がありました。
三重県にある地主共和商会が運営しているコケコッコー共和国という通販サイトには「贅沢たまごジャム(新姫味)」という商品が売られています。

コケコッコー共和国で平飼い(鶏舎内で放し飼い)された鶏の有精卵が使用されているので、カロリーやコレステロール値が低く、体に優しい商品になっています。

この「新姫味」の「新姫」というのが何かと言いますと、柑橘類、それもユズに近い仲間の柑橘類で、三重県熊野市の特産品だそうです。熊野市以外ではほぼ栽培されていない、珍しい柑橘類を使った、地域の特産品というわけです。

食べてみると…さっぱり酸っぱい系です

ジャムというのだから食パンに塗ればいいのかと思いきや、「用途 デニッシュ、ラスク、etc」という説明書きがついています。

まずはひとすくいしましょう。

デニッシュを用意しましたので、こちらに塗って食べてみます。

現物の感じは、見た感じも触れた感じもカスタードクリームに似ています。食感も、似ているといえばカスタードクリームっぽさはあります。ただ、カスタードクリームにはなくこちらのジャムにある圧倒的な特徴は、「酸味が強い」ということです。

瓶にもでかでかと絵が描いてある「新姫」の酸味が、とても利いています。さっぱりしていて、おいしいです。確かに、ただの食パンよりは、デニッシュやラスクなど、もともと甘さのあるものと合わせた方が、味が引き立っていいだろうな、という感じはします。

デニッシュやラスク以外にも、パンケーキやヨーグルト、鶏肉のソテーなどにもオススメです。シンプルにサンドイッチに合わせてみるのもいいでしょう!

今回は三重県のたまごジャムを使った食べ方をご紹介させていただきましたが、山梨県産のたまごジャムも有名でおいしいんです。こちらはゆず味になっていますので、興味のある方は、ぜひとも両方賞味してみてください。

参考サイト:コケコッコー共和国