気仙沼産ふかひれを使ったスープ缶を駅ナカで
永谷園は缶スープに新たな提案を行う。同社は、駅ナカで手軽に高級感のあるスープが楽しめる「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」を発売した。同品は、JR東日本ウォータービジネスが運営するオリジナル飲料ブランド「acure made(アキュアメイド)」と共同開発した。10月16日から「アキュア」の自動販売機とオンラインショップで期間限定で発売している。高級感のある中華系メニューが駅ナカで手軽に缶スープで楽しめるという提案を行い、新たな需要の掘り起こしを狙う。
自販機市場は、コーンスープやオニオンスープなど洋風メニューを筆頭に、味噌汁、おしるこ、甘酒といった和風系メニューなどに広がっている。
同社はこれまでも「アキュア」ブランドとの共同で駅ナカ自販機シーンでの商品展開を行ってきた。この状況下、同社では中華系メニューが少ないことに着目。さらに同市場で高級感のあるスープが注目されていることから“駅ナカで手軽に”“高級感のある中華系メニュー”をテーマに、高級素材のフカヒレを用いた商品の開発を行った。
「ふかひれスープ」は、気仙沼産フカヒレ粉末を使用し、コラーゲン1000mg配合した。味わいは、チキンと椎茸のうまみをベースに、ショウガ、ニンニク、オイスターソースの香りが楽しめる。パッケージは「ふかひれ」の文字を金色で大きく配置することで認知しやすいデザインを施した。
◇日本食糧新聞の2018年10月17日号の記事を転載しました。
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