ネギはふんわりトッピング!焼きそば専門店の盛り付けワザ
昨年9月に開店した「水卜」は、大阪では珍しい焼きそば専門店。ビジネス街にあり、ランチタイムには多くの利用客がある人気店として成長中である。
登場してくる焼きそばの姿でまず驚かされるのが、ふんわりとトッピングされたネギ。長ネギの軸だけを薄めにスライスして使用しており、遠目にはメレンゲのような雰囲気。「のっている“白いもの”は何?」という興味が湧いてくる。
「青い部分からは水分が出ますし、見た目や色合いも意識して軸の部分だけをトッピングに。盛り付けるのは一つかみで、立体感が出るようにのせています」と三浦翔平店長。残った青い部分は、スープの味付けに活用しているという。
一般的な焼きそばでは脇役のイメージがあるネギだが、こちらでは主役級の存在感。こんな見せ方があるのかと、感心させられる手法である。同店では、ソースと塩ダレの2タイプの味を用意し、「イカエビタコ入り」(並盛850円)といった豪華版もあるが、いずれのメニューもネギや目玉焼き、紅ショウガは同様に盛り付けられる。
また、一般的な焼きそばではのってくることが多い、鰹節の粉や青海苔粉は使用していないことも特徴。客層では、近隣のOL客も多く、口元が気になる女性にも好評である。
【店舗情報】
焼きそば専門「水卜(みうら)」
所在地=大阪市中央区安土町1-6-11
焼きそば専門「水卜(みうら)」
所在地=大阪市中央区安土町1-6-11
◇外食レストラン新聞2018年5月7日号の記事を転載しました。
外食専門紙トップの5万8000部
タブロイド判16~24頁・月刊・オールカラー。専門紙でありながらフリーペーパーという新聞業界初のコンセプトで外食専門紙トップの発行部数5万8000部を誇ります。広告効果も抜群。ぜひお試しください。
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。