カルビーは19日、47都道府県の味をポテトチップスで再現した「ラブジャパン」プロジェクト第3弾の「ポテトチップス　昆布しお味」を北海道のスーパー、コンビニ、ドラッグストアや同社直営店などで発売する。

同商品は北海道日高産の昆布を100％使った「こんぶパウダー」とミネラル豊富な自然塩として専門家からも注目を集めるオホーツクの塩を配合。昆布の風味とうまみのバランスにこだわり、定番のうすしお味とは違った味わいを表現している。

パッケージには昆布漁をしているアイヌの人々をモチーフにした文様を背景に、中央にはオホーツクの流氷をデザインした。また、裏面には北海道命名150周年事業のパートナー企業として記念事業PR告知を掲載している。

北海道知事を表敬訪問、「ポテトチップス　昆布しお味」をPR

カルビーは1月30日、47都道府県の地域ならではの味を作る「ラブジャパン」プロジェクト第3弾として「ポテトチップス　昆布しお味」を発表し、PRのため高橋はるみ知事を表敬訪問した。

昨年から展開する47都道府県の味をポテトチップスで再現する「ラブジャパン」の北海道限定商品で「山わさび味」「ちくわパン味」に続く第3弾。19日から道内スーパー、コンビニ、ドラッグストア、カルビー直営店などで販売する。

カルビーの伊藤秀二代表取締役社長兼COOは「われわれのビジネスは北海道のバレイショがなければ成り立たない。北海道産ジャガイモのおいしさを全国の方に伝えていきたい」と語った。

高橋知事は「北海道ブランドとして商品を販売するだけではなく、千歳工場も北海道工場として位置付けていただき、燃料供給や雇用も含めてとても感謝している」と述べた。

商品発表会で同社の後藤綾子北海道事業本部長が「今年は夏に北海道150年事業と絡めた北海道事業部発のポテトチップス販売を予定している。事業パートナーとして北海道を前面にアピールしていきたい」と意欲を示した。

◇日本食糧新聞の2018年2月7日号の記事を転載しました。