焼酎スタイリストyukikoです。焼酎といえば九州のイメージが強いと思いますが、四国・高知県でも焼酎がつくられ、親しまれている文化があります。今回は高知県の本格焼酎の特集です。さらに、高知県の郷土料理や特産品が楽しめて、本格焼酎が美味しく飲めるお店も一緒にご紹介します。九州の本格焼酎との違いなど、お酒を楽しむ参考になさって下さいね!

高知県の本格焼酎を楽しむ食文化“おきゃく”とは?

坂本龍馬の出身地でも知られる高知県は、地酒を豪快に飲み干す酒文化があります。日本酒の文化が浸透している地域でもありますが焼酎を製造している蔵もあります。今回は、東京でも高知県の食と焼酎が楽しめるお店「TOSA DINING おきゃく」に伺ってきました。

“おきゃく”とは土佐弁で“宴会”のことです。高知県では、冠婚葬祭や節句の時に頻繁に宴会を催す習慣があります。親族や友人など客人を招いて宴会をすることから宴会自体を“おきゃく”と呼ぶようになりました。「皿鉢」という海や山の幸を豪快に盛り付ける大皿料理の文化があるのも、高知県ならではの酒文化と関係があります。

そんなお酒の席にピッタリ!焼酎と一緒に楽しみたい高知県の食といえば、カツオのたたき。高知県のカツオのたたきは他県とは異なり藁焼きをすることが特徴のひとつです。そのため、カツオのたたきにほんのり移った藁の香ばしさが食欲をそそられます。

「TOSA DINING おきゃく」でも、写真のように食べ応えのある厚みで出てきます。ニンニク、ショウガ、ワサビなどの薬味と一緒にポン酢や塩で食べます。藁の香りを纏うカツオのたたきは、やはり高知県の焼酎と合わせてみたいところです。

一度は飲んでほしい、高知県の焼酎を紹介

ここでは、藁焼きのカツオのたたきをはじめとする高知県の食と一緒に楽しみたい、おすすめの焼酎を紹介します。

栗焼酎「ダバダ火振」無手無冠(写真右)

四万十川流域で造られる栗焼酎。芋焼酎とは異なった、穏やかで軽さのある“ほっこり感”のため、口当たりも柔らかく焼酎初心者さんにもおすすめです。高知県の特産品である柚子や柑橘系との相性も良いため、柚子ポン酢や柚子をかける料理にもピッタリです。

麦焼酎「龍馬」菊水酒造(写真左)

坂本龍馬の名前が付けられた麦焼酎「龍馬」は、「TOSA DINING おきゃく」で一番人気の焼酎だそう。私は今回、水割りでいただきましたが、麦の香ばしさが揚げ物や焼き物にも合います。麦焼酎がお好きな方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

焼酎と一緒に楽しみたい高知県の食も紹介

「TOSA DINING おきゃく」では、高知県で獲れる魚や肉、野菜を焼酎と一緒に楽しめます。写真はランチメニュー「高知鮮魚の刺身御膳」のお刺身です。この日は(左から)ブリ、白ハギ、グレ。“グレ”は関東ではメジナと呼ばれている魚です。高知県の醤油や、ニンニクの葉と味噌を和えた緑色のペースト(写真上)をつけていただきます。

こちらは、「高知鮮魚と野菜の天ぷら御膳」。ふっくらと柔らかいハモ、沖ウルメの天ぷらがこの日は楽しめました。白身の魚と栗焼酎「ダバダ火振」の組み合わせも美味しいのです。魚本来の甘みが引き立ち、素材の美味しさが伝わってきます。

他にも、高知県の食材や料理が色々と楽しめる「土佐おきゃく御膳」や肉好きの方は「四万十ポークの生姜焼き御膳」「四万十鶏のチキン南蛮御膳~サラダ仕立て」など、ランチメニューは品数も豊富です。ディナーの営業もやっていますので、仕事帰りやお出かけの際に寄ってみてください。今回紹介した焼酎以外の銘柄もあります。焼酎の美味しさを色々と試してほしいです。

<お店情報>
「TOSA DINING おきゃく」
住所:東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア(アンテナショップ「まるごと高知」内)
電話:03-3538-4351