旭松食品が熱湯を注ぐだけで食べられる即食タイプのこうや豆腐を新たに開発した。熱湯1分でふっくらやわらかく仕上がる、これまでにないこうや豆腐。その第1弾として、健康・美容、簡便、サステナビリティをテーマに、タンパク質を手軽に取れる新ブランド「TOPURO(トプロ)」を7日に発売した。

5年間の研究を経て新開発(特許出願中)した即食タイプのこうや豆腐は、60分の1サイズを使用し、従来の調理法よりも短時間で、よりやわらかく調理が可能だ。原料大豆には環境保全などに配慮したグローバルGAP認証取得農家との契約栽培大豆を使用。

「TOPURO」シリーズは、玉ネギ、ニンジン、セロリなどの野菜とハーブの風味豊かな野菜だしの味わいの「ベジタブルブロス」(26.5g)=写真、鰹節と昆布の風味豊かな和風だしの味わいの「ボニートブロス」(26.5g)、チキンと玉ネギの風味豊かな洋風だしの味わいの「チキンブロス」(24.5g)の3品をラインアップ。

TOPURO

熱湯を注いで1分後に液体調味料であえるだけで、こうや豆腐にダシ(ブロス)のうまみが広がる。1食でタンパク質8.8g、うち“希少タンパク質”(レジスタントプロテイン)3.0gが摂取でき、食塩相当量1g、100kcal未満ながら満足できる食べ応えに仕上げた。

健康・美意識が高い人やタンパク質を必要とする人向けに、主食やおかず、間食などのさまざまなシーンに提案する。

◇日本食糧新聞の2022年10月3日号の記事を転載しました。