沖縄ならでは、島オクラともずくのスープ【8月7日は、オクラの日】
みなさまハイタイ! 夏真っ盛りですが元気にお過ごしですか? 沖縄県在住のたべぷろ編集部員のちゅらこです! 沖縄で取れる野菜は「島野菜」と呼ばれ、本土でおなじみの野菜でも種類が若干違うのが特徴。今回は8月7日の「オクラの日」にあわせ、沖縄ではおなじみの「島オクラ」についてご紹介します!
沖縄では「島オクラ」と呼ばれる丸オクラ
最近ではすっかり夏のメジャーな野菜にもなった「オクラ」。あのネバネバが栄養豊富で、夏の貴重なビタミン源の1つですよね!
実はオクラには種類があるのをご存知でしたか?本土の店頭に並ぶオクラは、断面が五角になっているものが多いですが、ここ沖縄で主にみられるオクラは丸。一般的には「丸オクラ」と言われる種類で、沖縄では「島オクラ」と呼ばれています。
丸オクラは沖縄県だけでなく鹿児島県や高知県、そして東南アジアなどの暖かい(暑い?)場所で栽培される品種です。
島オクラと角オクラの違い
角オクラも沖縄では売られていますので、買ってきて比較してみました。断面を見る違いがよくわかりますね!左が島オクラ(丸オクラ)、右が角オクラです。
オクラといえば五角の星形が形としては華やかですが、丸も可愛いですよね。
島オクラは、角オクラと異なり、表面のトゲトゲした産毛が少なく、なめらかな感触です。皮も薄くてやわらかく、味は角オクラに比べてやや甘みがあるので生食に適しています
丸オクラの食し方について
こちらは、私が個人的によく作るメニュー。沖縄ならではの具材コンビで、オクラともずくのスープです。和風だしをさっと煮たてて、オクラともずく(長い場合は適当に切ってください)を投入してひと煮立ちさせたら出来上がり。
ネバネバとヌルヌルのコンビは夏バテ防止にも良いですし、風邪をひいた時にも良く作ります。味付けは以下その時の気分に応じて適当に。冷やしても美味しいですよ。
・塩、醤油、味噌、あるいはポン酢で食べる場合も
・酸味としてレモンやシークワーサー、梅干しなどを足しても
・お好みで薬味にゴマやネギ、しょうがを入れるのもGOOD
買った分を1度で使い切れない場合の保存について
オクラは結構量がありますよね。余ったオクラは、基本的には常温保存なのですが、外が暑すぎる場合は冷蔵庫に入れましょう。保存する前にはオクラを水で洗わず、そのまま新聞紙にくるんで野菜室へ。
夏の野菜であるオクラは冷蔵庫の寒さは苦手で、低温障害をおこして黒ずんでしまうこともあるため、冷蔵庫に入れた場合は早めに使い切って下さいね。
当面使う予定がない場合は冷凍保存がお勧めです。島オクラ(丸オクラ)の場合はガクだけ落としてそのまま、角オクラの場合は塩でオクラの表面をこすって産毛を落としてから保存してくださいね。保存はチャック付きの袋がおススメですよ。
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